知らないと損。実は国民年金をもっと増やす方法があるらしい

 

1.昭和29年7月10日生まれの女性(今は66歳)

(令和2年版)何年生まれ→何歳かを瞬時に判断する方法!

絶対マスターしておきたい年金加入月数の数え方。

18歳年度末の翌月である昭和48年4月から民間企業に勤め始め、昭和59年9月までの138ヶ月間は厚生年金に加入。この138ヶ月間の平均給与(平均標準報酬月額)は26万円とする。なお、20歳到達月である昭和49年7月から昭和59年9月までの厚年期間は国民年金に同時加入とみなされる(ここから老齢基礎年金の計算に含む)。

昭和59年10月からは公務員の男性と婚姻し、寿退職の後に専業主婦になる。公務員やサラリーマンの専業主婦は国民年金に強制加入する必要は無かったので、昭和61年3月までの18ヶ月間は国民年金に加入しなかった(ただし任意に加入はできた。加入しない場合は年金受給資格期間最低10年の期間に組み込むカラ期間にはなる)。

昭和61年4月からは専業主婦も強制的に国民年金に加入する事になり、国民年金第3号被保険者として国民年金の被保険者となる(個別に保険料を納める必要は無い)。昭和61年4月から平成5年6月までの87ヶ月間は国民年金第3号被保険者。

この3号被保険者中の平成3年4月から国民年金基金というものが設立され、さらに基金の保険料を納めれば将来の年金が増えるという事だったので加入を考えたが、国民年金第3号被保険者は対象外という事で断念した。付加年金も第3号被保険者は加入対象外。

平成5年7月に夫が公務員を退職した事で、扶養から外れてしまったのでこの女性は自ら国民年金保険料を納める国民年金第1号被保険者となった。毎月国民年金保険料を納める必要があったが、ここからあの国民年金基金にも加入が可能になるので、基金加入を申し込んだ。ついでに付加年金も加入してやろうと考えたが、国民年金基金に加入する人は付加年金は加入できない(国民年金基金に付加年金も含んでるから)。

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申し込み当時の年齢は39歳だったので年金月額はベースが月額15,000円(35歳までに加入していたら2万円。あと45歳以降に加入したら1万円。加入時の年齢で将来の年金額が変化する)。

加入する際はまず1口目のA型(保証期間15年有り)もしくはB型(保証期間無し)を選べと言われた。A型もB型も終身で月額15,000円が受け取れるが、保証期間があるかないかの違い。保証期間中に死亡すると、残りの保証期間分の年金が遺族に支払われるというもの。

じゃあA型にした。女性は加入時に39歳だったので月々保険料は約14,000円だった(男性は約12,000円と低め。女性より平均寿命短いから)。しかし…月額15,000円の年金では物足りないからもう少し増やしたかった。というわけで、2口目以降を検討した。2口目以降は種類が多くて、A型、B型、1型、2型、3型、4型、5型と7種類ある。

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※ 注意

都合上、1型から5型というように数字で表記してます。本当はローマ数字が用いられてます。

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