芸能人が起こした未成年淫行事件② 小出恵介
山口の事件から遡ること1年前、2017年6月に17歳の女子高校生との飲酒及び淫行事件を起こしたのが、俳優・小出恵介。少女に酒を勧めてホテルに連れ込み、避妊もせず何度も無理やり行為に及んだという小出。帰国子女で慶應義塾大学卒、さわやかなルックスで人気だっただけに、そのイメージとのギャップはあまりにも激しく、世間から激しいバッシングを受けた。
事件後、相手側の女性との間で示談が成立したが、大阪府青少年健全育成条例違反の疑いにより書類送検された。所属事務所・アミューズは小出の無期限活動休止を発表したが、その後専属契約を終了している。
日本で復帰することなく、語学と演劇の勉強のためアメリカへ渡った小出は、今年9月にニューヨークのオフ・ブロードウェイで上演されるミュージカルの主演で芸能活動を再開する予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で延期となっている。
芸能人が起こした未成年淫行事件③ 極楽とんぼ・山本圭壱
2006年7月、10代の少女に対して飲酒行為と性的暴行に及んだとして少女が被害届を警察に提出。所属事務所である吉本興業の動きは早く、事件発覚直後に、山本の専属マネジメント契約の解除を通告した。
書類送検された山本はその後芸能活動を中止。肉巻きおにぎり店や鉄板焼き店などで働いた後、芸人として復帰。2016年には10年ぶりに吉本興業とマネジメント契約を交わしている。
芸能人が起こした未成年淫行事件④ 狩野英考
SNSを通じて知り合った17歳の女子高校生と交際。狩野の自宅で「半同棲状態」だったと報じられた。女性からは「22歳」だったと聞かされていたという狩野、肉体関係については「ないです」と否定したものの、「大人のお付き合いをさせていただきました」とチグハグな説明ぶりで批判を浴びた。
狩野は交際をしていく中で、何か隠し事があるのではと思い尋ねたところ、22歳ではなく17歳であることが発覚。会見では、なぜ女性が嘘をついているのかわかったのかと質問され、狩野は「野生の勘」とコメントし、失笑を買った。
17歳とわかってからは交際をやめたものの、所属事務所は狩野の謹慎処分を発表。約4か月間、芸能活動を自粛した。
芸能人が起こした未成年淫行事件⑤ 内柴正人
アテネ五輪と北京五輪の男子柔道66kg級の金メダリスト・内柴正人。芸能人ではないが、オリンピック2連覇という偉業を成し遂げた男が、未成年淫行事件を起こしてしまったがために、栄光の道を大きく踏み外してしまった。
2011年、九州にある大学の女子柔道部の監督を務めていた内柴は、3泊4日の合宿中に未成年だった女子部員に酒を飲ませ、性行為を強要。内柴は準強姦容疑で警視庁に逮捕されてしまう。
内柴は「納得いかない。合意だった」と容疑を否認するも、東京地検は内柴を起訴。公判では生々しい事実が明らかにされ、内柴は懲役5年の実刑判決を言い渡された。
内柴側は引き続き無罪を主張し控訴するも、2014年に最高裁で懲役5年の実刑判決が確定。静岡刑務所に収監され服役した。
現在は釈放され、熊本県にある温泉施設に勤務。かつて監督を務めていた大学の女子柔道部の教え子と再婚している。
