「居酒屋は若者がいて危険」と定食屋で酒盛りする老人たちの実態

 

どんなに、「感染防止徹底宣言ステッカー」を貼っていても、ホームページに立派な感染防止策を公表していても、お店のルールを守らないお客に注意ができないお店、ルールに従わないお客の入店を断固断れないお店はNGです。抜き打ちで、一瞬、感染防止対策を調査しても、お客が入ったときの実態まではわかりません。

これまで、飲食業は、わがままなお客に対しても、お客様として、波風立てないように…と対応してきました。お客が気分を害すると、インターネットに悪評判を書き込んだり、嫌がらせを受けることもあり、それを恐れているのです。お客に注意をするときのコミュニケーションのスペシャリストをすべてのお店でおくこともできません。

私は、これまで、ちょっと注意をしてほしいな…と思う場面に遭遇しても、自分が、早々席を立つだけで、店員の方に、ルールが守られていないので注意をした方がいいのでは…とは言いませんでしたが、他のお客が、安心して過ごせるよう、お店が自分たちの決めた対策を守っていない人に対しては、注意をしてください…と私たちも言うべきなのかもしれません。

注意をしてほしいということも、注意をすることも、注意をされることも、当たり前のシーンとして、私たちが抵抗なく受け入れることができるようになれば、感染防止と経済・社会活動の難しい両立につながるのでは…と思いました。お客に対してきちんと注意ができるお店を、私は応援したいと思います。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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