突き放せ、カネはカネだ。私が「お金」をあえて「カネ」と書く理由

 

繰り返しますが、もちろん私(鮒谷)と異なっていて一向に構いません。というか、そのほうが自然です。

ただし、お金についての定義を曖昧にしたまま、あるいは、そもそも記載がない、ということならば、お金に対する意思決定基準もまた曖昧(あるいは存在しない)、ということになりそうです。

その必然的帰結として、お金に恵まれる可能性は低下していくことになりはしませんかね? という注意喚起をしている、そんな風に今日のメルマガを受け止めて頂ければ幸いです。

こうした話は一事が万事、であり、私たちが日常的に使っている言葉(特に多様している「基本語」)を更新、再定義、することによって精度を高めていくほどに、人生や生活、仕事やキャリア、あるいは蓄財、といった面において、満足度も高まっていくことは間違いなさそうです。

こうしたメカニズムが発動しているからこそ、人生における、それぞれの側面において満たされている人は、そうでない人と比較して相対的に【語彙が豊富で、言葉の定義にも独自性がある】つまり【脳内にある辞書のクオリティが高い】といえるのではないでしょうか。

学びとは本質的に、自分がいいなと思っている人生を歩んでいる人が

  1. どんな語彙を用いているのか
  2. それらの言葉にどんな定義を与えているか

を学ぶこと、であると、私(鮒谷)は理解しています。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 鮒谷周史 【発行周期】 日刊

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著者/鮒谷周史
大阪府出身、早稲田大学商学部卒業。投資家・経営者。複数の高収益企業を経営しながら、ITや金融、人材などのベンチャー企業20社超への投資家としての顔も持つ。著書「仕事はかけ算」がベストセラー。メルマガ「平成進化論」を配信中。
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