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月8千円でも使いすぎ?「化粧品代」は年収の何割までなら許されるか

世の男性にとって未知なるもののひとつ、化粧品のお値段。否、「未知」というより「知ろうとしたことがない」というのが本当のところではないでしょうか。そしてそんな「無知の放置」は、化粧品への出費を巡りパートナーとの間に不和を生じさせかねません。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、男性も知っておくべき「化粧品の基礎知識」と、年収のどれくらいの割合までを化粧品代として使って問題ないのかについて紹介しています。

化粧品代

さて、本日は総額がイクラなのか分かりにくいもののお話。

誰かのツイートで

夫にプレゼントをねだったら

っていうのがありました( ̄∇ ̄)家電は、求める機能に対してスペックや価格を比較して考えるので、数万でも納得できる。

それに比べて、男性にとって化粧品は馴染みの薄い物品です。しかも

昨日と今日でどこか違うのか分からない。百歩譲って効果があるんだとしても、その効果がこの微差か。みたいな( ̄∇ ̄) まあ、本人が使っているわけでもないので、余計に微微差になっちゃうのかもしれません。

それなのに、万単位のおカネが使われている!男性目線ではむしろ、なんていうのか、こう、カルく欺されている的な感じなんじゃないんでしょうか。

このせいなのか、家計の中で夫婦間でモメる項目のひとつが

だそうです。まあね、「効果を実感できない」状態で「適正さ」を求めるとどうしたって

という評価になってしまいますよね。うん。

この認識のズレは、男性側にとって化粧品についても、その価格についても、知識が少ないことに基づいているんだと思うんです。

最低でもこのくらいは、男性に基礎知識として教えた方がいいんじゃないかと思います。化粧品代だけで数千円になってしまう積算根拠を知らないだろうと思うからです。

で、更に、全世代・全年収の化粧品の平均金額は

だということも教えてあげてください。

化粧品代についての統計は複数あって、金額に少しハバがあります。

美容院代やたまーのエステ代、ネイル代などを含めるかどうかでかなり違ってきますからね。また、出費が月ごとにかなりバラツキがあるものなので、ここもハバの原因になるんでしょう。なので、複数の統計を見て、おおよその数字をここに挙げておきました。

ちなみに、年額にすると、

に収まっていれば、問題ない範囲なんだとかなんとか。年収500万の世帯だとすると、

うん。

世帯年収によって、家計項目の金額が上下するのは、化粧品に限ったことじゃありません。洋服代だって教育費だって外食費だって上下しますから。そういう意味では、一応の目安にはなると思います。

化粧品代でモメるのは、まずこの数字をお互いに知ってからにしましょう。多分モメ数が減るはず(*゚∀゚*)

男性には不可解な化粧品代。まずは基礎知識を入れてから、年収ベースで計算してみて。その範囲なら、女性の美と精神衛生のための費用だと思ってくださいね。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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