毎日がストレスフルで辛すぎるという方、もしかしたらそれは「自分の本当の気持ち」に沿わない生活を送っていることが原因かもしれません。では、どのようにすれば「自分の気持ち」を知ることができるのでしょうか。今回の無料メルマガ『たった一つの小さな「コツ」があなたを変える』では著者の野澤卓央さんが、一人で出来る簡単な「自分の心の声を聞く訓練法」をレクチャーしています。
自分の気持ちが分かる様になるコツ
今日は自分の気持ちを理解するコツについて書きます。
耳で匂いは嗅げませんし、鼻で音は聞けません。それと同じように、頭でいくら考えても自分(人)の気持ち、本心は分かりません。
突然ですが、足の裏に意識を向けてみてください。足の裏で感じる温度、重さ、質感など、今、何を感じているのか?足の裏に意識を向け感じてみます。何を感じますか?
次に、足の指先は何を感じているか?ゆっくり感じてみてください。
次に、土踏まずは何を感じていますか?静かな時間をとってみます。
次に、あなたのかかとは何を感じていますか?ゆっくり意識を向けてみます。
次に、足の甲は何を感じていますか?意識を向ける時間をとってみます。
それぞれの部位が感じている感覚やその違いを受け取ることはできたでしょうか?
それでは、足と同じように自分の身体、心臓あたりに意識を向けてみます。30秒から1分くらいただただ静かにハートに意識を向け寄り添います。そして、「私は今、何を感じているだろう?」と小さな子どもの気持ちを聴くように、ハートに声をかけます。
答えが返ってきても、帰ってこなくても大丈夫。静かに待ちます。
どんな感じですか?今、何がありますか?
次に腹、へその少し下にある、丹田に意識を向けてみます。丹田にしっかり意識を向け、「私は何を大切にしたいのか?」まるで丹田に質問するかのように問いかけ、静かに感じる時間をとります。何がありますか?
以上、自分の声を聞く練習でした。
練習なしで自転車には乗れませんが、練習すれば乗れるようになりますし、こけろと言われてもこけられなくなります。それと同じように、自分の気持ちが分かるようになるのも練習が必要です。
できた、できないという結果にとらわれず、数週間から数ヶ月これを日々試していると、自分の気持ちが分かる様になっていきます。
頭は答えや結果を早く求めますが、急ぐほど自分の気持ちが分からなくなります。
意識を身体に向け静かな時間をとってみる。
すると“感じる力”と“考える力”、その両方を使いこなすことができるようになる。
感じる力は人生で1番大切な、自分、人、大自然との“つながり”やその“関係性”を育くんでくれます。みなさんも、やってみてくださいね。
【今日はのコツ】
自分の気持ちがよく分からないときは、“意識を身体に向け、静かな時間”を取ってみる。
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