むっちゃんさんも「(中学受験を考えれば)学校の授業と宿題だけやればOKとは言えなくなってしまう気がして…」と書かれていましたが、まずは「何のために私立中学を受験するのか?」を明確にしてほしいのですね。それが「その学校にやりたい運動がある」や「良い先生がおられる」でも「高校受験をしなくてもいい」でも構いません。もちろん「安心した環境で過ごさせたい」でもいいのです。
でもただ「優秀な学校だから」などのように合格だけを目的にしないで欲しいし「私立だからいじめなどないだろう」と考えるのも違います。実際、入学してみたら勉強の成績でマウントを取る子がいたり、優秀な事を鼻にかけてバカにされて嫌な思いをした、というケースもありますからね。まずはその学校に何を求めるのかを明確にして、その上で合格した後も通えるか?を考えてほしいのです。
ですが入学試験がありますから、その対策(試験勉強)は必要です。「学校の授業」と「宿題」は、その学級の進み方には充分でも、子供達の学力を比較して合否を判定する試験には対応できません。ですからもし中学受験をする為には、それなりの準備が必要ですし、何より本人に「勉強しなくちゃ!」の意識が無ければならないのですね。その為にも「何の目的でその学校に行くのか」を子供に話してあげる必要がありますし、高すぎる壁でないかどうか?は親がよく見てあげてほしいです。
そう言えば、私の一つ年下に耳の不自由な子がいて、その子の親御さんはまさしく「いじめや差別のない学校」を求められたようです。彼も私と同じバレーボール部でしたが体が大きいこともあってアタッカーとして活躍してくれて、先輩後輩関係なく一緒に町に遊びに行ったり、彼の家に行ったりもしました。大人になってからも泊りでスキーに行った事もありましたが、彼のお母さんが「この中学に入れて本当に良かった」と言われていたことを思い出します。
きちんと比較してみると、それぞれ特徴をもった学校がありますから、是非、よく調べて決めてあげて下さいね。ご参考になりましたら、嬉しく思います。
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