結婚秒読みだった坂口健太郎という存在
今回の報道は、かねてから噂だった坂口健太郎との“関係解消”が大きな追い風になったと解釈できます。
役者にとって、その私生活に恋人の影が見えるか見えないかというのは大問題です。恋愛ドラマを演じている役者に、相手役以外の存在がチラチラしてしまうのは大きなマイナスになってしまいますよね。
私自身、高畑と坂口の交際直後から、ふたりの結婚を信じて疑いませんでした。
坂口の周辺取材からも十分に裏付けが取れていたはずでした…。高畑の踏ん切りがつかなかったのでは…こう考えるのが常識的でしょうか。
そしてふたりが破局したと言われてから約1年の時間を経てからの『ムチャブリ～』出演の発表も、効果的だったと私は思っています。
私が高畑の名前を見て必ず思い浮かぶのは、千鳥足の彼女の悲哀を感じる姿です。
いくつかの舞台や『おげんさんといっしょ』の打ち上げを取材しましたが、そこで毎回目撃するのは“目は虚ろ、歩きは千鳥足”の、まるでヒヨッコのような高畑の姿でした。
ある舞台の二次会で新宿・歌舞伎町の高級中華レストランのエントランス前でバッタリ出くわしたとき、“おい！オヤジ！ なんで私のことばかり見てんだョ！”と言わんばかりにガンを飛ばされたことを昨日のことのように覚えています。
『FLASH』の報道が本当だとして、あの酔っ払いの小娘が、今やドラマ1話だけで180万円も稼ぐと考えると…少しだけ腹が立ってきたような気分になってしまいました…。
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プロフィール：芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃！ 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供：芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by : 高畑充希オフィシャルサイト
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