元SMAPの香取慎吾さん(44)さんが先月28日に一般女性との結婚を発表。他にも女優の大政絢さん(30)が自身のインスタグラムで結婚を報告するなど、2021年も駆け込み婚が話題となりました。そんな中、毎年結婚の噂が絶えないひとりとして注目されているのが綾瀬はるかさん(36)。しかし、なぜかいつも熱愛スクープを報じるのはある週刊誌だといいます。気になるその裏側を芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
綾瀬はるかと船越英一郎、熱愛スクープに潜む奇妙な接点
女性セブンの新年合併号が“2時間ドラマの帝王”こと船越英一郎の真剣交際を伝えています。
お相手は22歳年下の女優兼歌手・アーティスト、松下萌子。25年前の『全日本国民的美少女コンテスト』で上戸彩とグランプリを競い合ったことのある女性です。
このニュースを知って驚いたのは、ベテラン芸能記者たちでした。
というのも、船越は5年前に松居一代と離婚していて、そのときの経験が半ばトラウマ状態になっていると聞いていたからです。
複数の直撃取材にも“もう2度と結婚はしない!”と公言していました。
口先だけとはいえ、こんな公約があったから“船越”と“再婚”という2文字のコラボ記事に、ベテラン記者たちはにわかに色めき立ったというわけです。
記事を改めて検証してみても、同誌の取材クルーはクリスマス・イブ、クリスマス当日、そして年明けへのカウント・ダウンの夜にも、船越の自宅に足繁く通う松下の姿をキャッチしていました。
時間をじっくりとかけてエビデンスを積み重ねる取材を続けているのが、手に取るように理解できます。
これは双方の所属事務所には反論の余地すら与えない、攻撃的な取材体制をとったと言っていいでしょうね。
実際、船越が所属する『ホリプロ』も、松下が所属する『オスカープロモーション』も、物的証拠を突き付けられて“ぐうの音も出なかった…”と言われています。
芸能取材の見本的記事と言い換えてもいいでしょう。
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私自身何度もクリスマスというとても特殊なシチュエーションの日に張り込み取材をした経験がありますが、その心中は実に複雑なものでした。
情報を成立させるというドキドキ感の反面、街のイルミネーションと恋人たちの何とも言えない距離感が眩しく視野に入り、地にしっかりと足が着かない状態での取材でした。
心が常に落ち着かない状態ですから、いつも取材を終えたときの疲労感といったら半端ない程、人生が半分に短くなったような疲労感とでも言いましょうか…。
船越のニュースで私の中で強く印象に残ったのは、同誌とホリプロの、とても微妙な関係でした。