戦闘を美化するプーチン「5月9日マリウポリで軍事パレード」画策の異常

 

プーチン氏というのは本当に…。ちょっと変化が生まれているところもあって、自分はロシア軍兵士を大事に思っているというアピールが行われたり、なんか、ルガンスクでしたか、どちらかの出身の少女に目の前で詩を読ませて「素晴らしい」と誉め称えてみたり。この戦闘自体を美化しようという、そのような方向でプーチン氏の発言や行動が目立っていると思うのです。

普通に考えれば5月の対独戦勝記念日に備えて良い話を集めていこうとしているのかもしれませんが、同時に言えるのは、兵士のことを大事に思っていると敢えて言うのは、これはウクライナに侵攻している兵士の損害が酷いということではないでしょうか、おそらく。対独戦勝利記念日といっても、そのときにウクライナ東部平原での戦車隊同士の大戦争の結果として、ロシア軍がボロ負けする可能性もある。その危機の中で、私は兵士のことを大事に思っていると言うのは…もちろん、何がどうあったって「勝った、勝った」と言うに決まっていますが、実際はものすごく追い詰められてもいるのだろなという気がしています。

というようなところで、なんかね、暗い話になりますけれど。本会議なんかでもそのようなことが言われていますけれど、日本はどうしたらいいのかということをよく考えるべき時に来ておりますよね、これは。我々は既に独立を強く脅かされている状態にあるのだという認識を私などは持っておりますから、その状態から出発して、何をしなければならないかというのは、是非考えたいと思っています。

(『uttiiジャーナル』2022年4月24日号より一部抜粋、続きはご登録の上、バックナンバーをお求めください)

読みやすさを追求した情報リテラシー指向の時事評論を展開する内田誠さんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

image by: ID1974 / Shutterstock.com

内田誠この著者の記事一覧

ニュースステーションを皮切りにテレビの世界に入って34年。サンデープロジェクト(テレビ朝日)で数々の取材とリポートに携わり、スーパーニュース・アンカー(関西テレビ)や吉田照美ソコダイジナトコ(文化放送)でコメンテーター、J-WAVEのジャム・ザ・ワールドではナビゲーターを務めた。ネット上のメディア、『デモクラTV』の創立メンバーで、自身が司会を務める「デモくらジオ」(金曜夜8時から10時。「ヴィンテージ・ジャズをアナログ・プレーヤーで聴きながら、リラックスして一週間を振り返る名物プログラム」)は番組開始以来、放送300回を超えた。

有料メルマガ好評配信中

  メルマガを購読してみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 uttiiの電子版ウォッチ DELUXE 』

【著者】 内田誠 【月額】 月額330円(税込) 【発行周期】 週1回程度

print
いま読まれてます

  • 戦闘を美化するプーチン「5月9日マリウポリで軍事パレード」画策の異常
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け