当局の極秘資料は次回公開。有田芳生氏が誌面で追い込む統一教会

 

11月1日(火)

1日のはじまりにまず沖縄茶「千種28茶α」を飲む。もう5年ほど愛飲しているのは、風邪をひかなくなったから。朝食はパン派。珈琲の豆は札幌の「カフェ ランバン」から取りよせている。故・筑紫哲也さんの紹介で北海道講演があったときに知った名店で、店主の阿部和弘さんは同世代。珈琲カップは那覇市にある「トックリキワタ珈琲店」で買った「工房ことりの」の爽やかな器。パンは吉祥寺にあるドイツパン「リンデ」の大きなエピの一欠片、そしてプレッツェル。5種の野菜とマッシュポテトのサラダ、鎌倉ハム、目玉焼き、ポテトサラダ。デザートはシャインマスカットに秋柿。伊東にある石原結實さんの「ヒポクラティック・サナトリウム」でたいてい年2回、5泊の断食を続けてきた。石原先生曰く「現代人は食べ過ぎです」。そうだなと思い、たいてい1日2食にしている。とはいえ、この日は某国大使館員と新宿のホテルでランチ。さらに喫茶ラウンジで大学教師と日朝交渉について意見交換。日朝交渉が進む条件にないことを確認。「ささもと」へ。新宿に戦後すぐからあった店だ。「しょんべん横丁」(トイレがなかったから、そう呼ばれてきた。いまは「思い出横丁」)には闇市の雰囲気が残っていていい。常連ともつ焼きを食べながら金宮焼酎の梅割り2杯半。

11月2日(水)

朝は昨日とほぼ同じ。パンはドイツ風クロワッサン。小岩井の「免疫ケア」ヨーグルト。フルーツは梨。朝食はいつも新聞を読みながらの「ながら食べ」。14時発のJAL261便で秘書役の長女と広島。ホテルに荷物を置いてお好み村の「水軍」へ。まずは野菜炒めと牡蠣焼き。これがビールに合う。そしてネギ焼きに日本酒、ハイボール。この店は新党日本の総務局長で参議院議員だった平山誠さん(故人)に教えてもらい、広島に来たときはたいてい立ち寄っている。母娘で切り盛りしている空間は常連客や県外からの客でいつも賑わっている。今晩は外国人がズラリ。アメリカのカリフォルニアからの高齢者たち。コロナ前から予約していたツアーは、東京、京都、大阪、そして広島で東京に戻り、日程は2週間。人との出会いが旅の喜びだ。

11月3日(木)

昨夜は食べすぎゆえに朝食は抜く。昼前に1972年創業の喫茶店「ツバイG線」でサンドウィッチに珈琲。午後は広島弁護士会館で「総がかり行動実行委員会」で講演。会場に約270人、県内7か所の会場での中継に約230人。7月8日に安倍晋三元総理が銃撃、暗殺され、容疑者の動機が旧統一教会への恨みだとわかってから、やたら講演が多い。私にとっては参議院選挙で惨敗が確定し、落胆していたその日からこの問題に巻き込まれた。燃え殻『それでも日々はつづくから』(新潮社)にあるように「挫折だと思ったら左折だった」。「朝日ジャーナル」に教団批判の原稿を書いたのが1987年だから、もう35年になる。韓国に教団ができて68年。最大の危機に主体的に立ち会うことになるとは思いもよらなかった。講演を終えて再び「水軍」。知人記者とビールに広島名物のコウネ(牛の肩バラ)焼きなど。空港へ。最終便で東京。

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