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長瀬智也の「節分豆まき」にギクッ!芸能記者が震えたワケ 蘇るインタビューの冷や汗とそれでも気になる「辞めジャニ人生」

元TOKIOの長瀬智也さん(45)といえば、旧ジャニーズ事務所を退所した「辞めジャニ(やめジャニ)」の中でも、いまだ絶大な人気を誇る「不動の超イケメン」。そんな長瀬さんが先日、超ワイルドに変身した姿で地元寺院の「豆まき」イベントに参加したとのこと。山下智久さん、錦戸亮さん、赤西仁さんら「辞めジャニ」タレントの躍進が報じられる中、長瀬さんの真意と今後のプランは?かつて長瀬さんに直接インタビューした経験もあるという芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが、当時の様子もまじえつつ予想します。

長瀬智也の「豆まき」は地元愛?それとも――

『女性セブン』が、2021年4月に旧ジャニーズ事務所を退所した元『TOKIO』長瀬智也の近況を伝えていました。

あれからもうすぐ3年が経過するとは…早いですね。

記事には、長瀬が地元近くの寺院の“節分会”で豆まきをし、ワイルドな風貌でも隠し切れないスタイルの良さにどこからともなく「長瀬だ!」と、参拝者たちが一時騒然となったとありました。

またこの節分会への参加は“長瀬サイドから「豆まきに参加したい」という話があった”とも。

地元の人間に聞いてみたところ、この寺院の主な功徳は“厄除け”、“商売繁盛”、“大願成就”だと教えてくれました。

単に地元だからなのか、それとも特別な意味を持つ節分会への参加なのか…非常に気になりますね。

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対面インタビューで実感した長瀬の「週刊誌嫌い」

以前書いたこともありますが、長瀬といって私がすぐに思い出すのは、10数年前の『一口坂スタジオ』でのインタビューです。

日本テレビ系ドラマのプロモーション(タイトルは忘れてしまいました)のためのインタビューだったのですが、局の広報担当者から、

「長瀬さんは浜崎あゆみさんとの交際の件で、女性週刊誌には相当恨みつらみを持っているようですから…よろしくお願いしますね…」

と脅かされたことだけは鮮明に記憶しています。

スタジオ内に入り長瀬を待つ私は、少しだけ呼吸困難になりそうな状態で、先輩のカメラマンに「相手のペースに惑わされないようにな…」と助言されたことも憶えています。

ギターを抱えたまま、案の定、愛想笑いも会釈もしてくれない長瀬が“忙しいから。さっさと終わらせて早く解放してくれよ…”的オーラを放ちながら現れます。

私が事前に入念に準備したドラマだけに関する質問を投げかけても、長瀬は視線をギターの弦をつま弾く手元に落としたまま、おざなりで曖昧なリアクションを繰り返すだけでした。

このインタビュー以来、私は長瀬をテレビで観る度にチャンネルを変えてしまうという条件反射が体に染み付いてしまいました。

会話が一向に盛り上がらない、社交辞令的なインタビューほどつまらないものはないです。

後が怖いですが、いっそ“禁句”を口にして怒らせでもした方がよっぽど良かったという反省も含めて、当時の私は長瀬の顔を見るのが辛かったのです。

結局このインタビュー原稿は、脅かされた広報担当者と膝を突き合わせ、完璧なプロモーションの記事になるよう仕立てるという不本意な形になってしまいました。

長瀬の切り取られた微妙な表情の変化を捉えたような写真や、その時の仕草を織り込みながら、あたかもお互い楽しく盛り上がったような会話を交わしたかのような記事に…。

目をつぶるとこの広報担当者の「芋ちゃん、ごめんな…」という申し訳なさそうな声の響きが、今でも頭の中に蘇ってきます。

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絶好調の辞めジャニたち。長瀬智也の“これから”は?

いわゆる“辞めジャニ”の活発な活動が、このところ話題になっていますよね。

山下智久、錦戸亮、赤西仁、『新しい地図』香取慎吾・草彅剛・稲垣吾郎、中居正広、元『King & Prince』岸優太・平野紫耀・神宮寺勇太の『Number_i』…『週刊文春』は“辞めジャニが勝ち組になりつつある”と報道しています。

“裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていく”として『TOKIO』を脱退、退所した長瀬。

大好きなバイクやロック・バンド『KODE TALKERS』メンバーとしてインスタグラムで近況を投稿している3年間に、長瀬は自身の“これから”の方向性を見出しているのでしょうか。

一口坂スタジオの苦い思い出は置いておいて、『不適切にもほどがある!』も好調な宮藤官九郎の脚本が話題になる度、『池袋ウエストゲートパーク』から“名コンビ”と言われ続けている長瀬のことを思い出している私です(私の中では『真夜中の弥次さん喜多さん』がベスト!ですが…)。

“節分会”への参加がスポット・ライトの明かりを求めて動き始めた第1歩なのか…個人的に期待してしまうのですけれど…。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: 長瀬智也 公式Instagram

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