河合優実さん(23)と池松壮亮さん(34)の“渋谷デート”の様子を『Smart FLASH』がキャッチ、一般人に完璧に溶け込むその“擬態ぶり”が世間の注目を集めています。2人の交際は池松さんの一目惚れでスタートしたそうで、芸能記者たちの間では結婚間近という見方も。ただ、その一方で、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは「そうすんなりゴールインとはならないかもしれない」と見ています。どういうことなのでしょうか?
河合優実と池松壮亮、「渋谷デート」は一般人に擬態して――
『Smart FLASH』が報じた、池松壮亮と河合優実の“渋谷デート”がちょっとした話題です。
地味な問題作から大河ドラマまで引っ張りだこの役者と、『不適切にもほどがある!』で一躍売れっ子女優となった“時の女”が、『Smart~』によれば9月下旬日曜日、東京・渋谷ハチ公前で並んで歩いているデート写真を撮られました。
しかし2人は芸能人オーラを抹消、見事に一般人に紛れています。
これがサントリー『クラフトBOSS』で『なんてったってアイドル』を熱唱する、ぶりぶりのアイドルを演じている“女優・河合優実”と同一人物とは…。
この写真からは、周りを歩く若者たちが、全く2人のことに気が付いていないのがわかります。
2人とも白いマスク姿で、河合は眼鏡をかけていますが、池松は眼鏡も帽子もしていません…雑踏を歩く一般人を演じる優秀な役者ぶりが、本当に見事です。
芸能記者の間では「結婚秒読み」説もある2人だが
『Smart~』によれば、池松と河合は2022年公開の映画で共演、池松の一目惚れのような形で交際が始まったようですが、芸能記者たちの間では結婚も近いという噂が流れています。
最新号の『FRIDAY』でも、来年前期の朝の連続テレビ小説『あんぱん』に、主人公を演じる今田美桜の妹役に河合が出演予定であることや、2026年度の大河『豊臣兄弟!』で、主人公・豊臣秀長を演じる仲野太賀の兄で豊臣秀吉役を池松が演じる予定から考えて、“結婚するなら今のタイミングしかない!”的な書かれ方をされていました。
知人のベテラン芸能マネージャーに聞いてみると――
「河合は“アイドル売り”されているわけじゃないし、所属もプライベートは本人に任せているような事務所だから、クライアントにきちんと根回しさえすれば、何の障害もないだろうね…」
と言います。加えて、
「好きになったらすぐ一緒に住みたがるような、どこぞのタレントとは冷静さが違うし、2人とも浮ついたところが一切ない行儀の良さだしね」
とも。
CMクライアントとの関係性で結婚が遅れる可能性
ただ、“アイドル売り”をしていないとはいえ、やはり気になるのは、9月の1ヶ月だけで5本もの新CMが流れたという河合とクライアントの関係でしょう。
まだ23歳で、今後一体どこまで女優として大きくなるのか…が期待されている河合です。
もし結婚となった場合、クライアントたちも、反対はしないかもしれませんが、「はい、そうですか」とすんなりと受け入れるものなのでしょうか。
特に、綾瀬はるかと共演する『ユニクロ』のCMコンセプトは“ピュアな独身女性”と聞いていますし、『クノール』カップスープや『森永乳業』“MOW”も、河合と同年代の女性たちが“至福のおひとり様時間”を満喫するためのCMのように見えます。
河合の結婚が、商品をセールスする上で、ネガティブに働く可能性もあるかもしれません。
河合優実と池松壮亮、2人の愛を試す“運命”とは?
年齢も、今や“国民的女優”と言われるようになった綾瀬とは違うかもしれませんが、実際綾瀬が、今だに『SixTONES』ジェシーとの交際に区切りをつけられないでいるのは、彼女が契約するナショナル・クライアントとの縛りがあるから…だと、広告関係者の間では言われているわけです。
また、CM女王の川口春奈にしても、結婚間違いなしと言われ続けた格闘家との結婚が暗礁に乗り上げてしまったのは、クライアントたちとの微妙な関係があったのでは…とも言われています。
人気女優にとって、所属事務所にとっても、CMクライアントとの関係は“運命”とも言い換えることができるほど重要であることは間違いないでしょう。
役者だけをやっていればいい…本人たちにとってはCMで媚を売るのは不本意なのかもしれませんが、これが“THE 芸能界”で生き延びていく要素でもあるのです。
芝居をやり続けるには、そんな試練も越えなければいけないのです。
ジレンマの中でさらに女優として大きくなれるのか、それとも“あの人は今”的存在になってしまうのか…河合のこれからを、大事に見守っていきたいです。
プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
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