女優の橋本環奈(25)が被弾した、マネージャーへの“パワハラ疑惑”という特大文春砲。所属事務所はもちろん否定しており、周囲の仲間もハシカンをかばっていますが、CMスポンサーはどのように見ているのでしょうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんがテレビを見ていて気づいた“異変”について解説します。
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橋本環奈主演『おむすび』に漂う爆死の予感
橋本環奈が主演する朝の連続テレビ小説『おむすび』が、歴代ワースト視聴率を更新する可能性について『デイリー新潮』が言及していました。
この手の記事を読むたびに、いつも少しだけ気の毒に思うのは、現段階でワースト記録を保持している朝ドラ主演女優の“触れて欲しくない黒歴史”が蒸し返されてしまうことです。
「一体何年前の話をしているの? いい加減、余計なお世話はやめて下さい!」という倉科カナの声が聞こえてきそうです。
でも悲しいかな昔から、朝ドラ主演でコケた役者を、地上波の連続ドラマの主演に抜擢することが、製作側にとって大きな賭けとなっているのは事実です。
そのようにスタートで躓き、ヒロインの橋本環奈によるパワハラ疑惑報道に揺れる『おむすび』ですが、表面上は何事もなかったかのように月曜日から金曜日のオンエアは続いています。
「アサヒスーパードライを飲むハシカン」が消えた!?
実は昨日、芸能記者としての職業病かもしれませんが、とても気になったことがありました。
それは毎週日曜日夕方18時30分からのグルメ・バラエティ番組『ベスコングルメ』を観ていた時でした。
“アサヒスーパードライ”(アサヒビール)が単独スポンサー提供する番組で、MCとゲストがひたすら飲まず食わずの数時間のウォーキングをした後、たどり着いた飲食店で名物料理と“アサヒスーパードライ”を思いっ切り楽しむという内容です。
日曜の夕飯前に、とても食欲がそそられます。出演者が実に美味しそうに飲み干す“アサヒスーパードライ”、思わず視聴者が手に取りたくなるように上手くアピールされている番組と言えるでしょう。
この日、番組を何気なく観ていた私は、“アサヒスーパードライ ドライクリスタル”の橋本環奈バージョンのオンエアが無かったことに気が付いたのです。
流れたのは“アサヒスーパードライ”関連のCMキャラクターである『ONE OK ROCK』、八村塁、岡田准一、生田斗真、長澤まさみ、吉沢亮の各バージョンだけで、結局番組最後まで、ハシカンが美味しそうに“ドライクリスタル”を飲むCMは流れなかったのです。
ゴルフの打ちっ放しを楽しんだ後、ビールを楽しむハシカンが見れない日曜の夕暮れは、実に寂しいものでした。
パワハラ疑惑なのか視聴率の低迷なのか、公園でのキスが原因なのか、あるいはたまたまハシカンバージョンのオンエアが無かった日だったのかはわかりませんけれど…。
芸能記者として、こんな些細なことが非常に気になってしまうのです。
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“酒豪CM女王”ハシカンに注がれるスポンサーの厳しい目
冒頭の『デイリー新潮』の記事は、『おむすび』脚本家の根本ノンジ氏の力量を指摘していました。
『ハコヅメ~たたかう!交番女子』や『正直不動産』のように、原作が人気漫画のときは力量を発揮するものの、オリジナル作品になると急に力が無くなってしまう…のだと。
私はこれを読んで、以前大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の脚本を担当した宮藤官九郎が“NHKに直され直され、いつの間にか自分の脚本が、影も形も無いほど全く違うものに変わってしまっていた”という話を思い出していました。
これが“大河ドラマを書く”ということなのか…と悟った話を。
これと同じことが、もしかしたら『おむすび』に起きているのかもしれませんね…根本氏も同じように“これが朝ドラを書くということか…”なんて実感していたりしているのかもしれません。
『おむすび』最新視聴率は、現在のワースト朝ドラ『ウェルかめ』の視聴率に、あとわずか0.8ポイントまで迫っています。
さすがにハシカンが連ドラから消えることは無いとは思いますが、世論に敏感なCM業界がどんな反応を示すのか…非常に気になるところです。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
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image by: Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons