橋本環奈「マネージャー8人に壮絶パワハラ」報道に芸能記者が感じた「納得感と違和感」中川大志が不自然なほど無防備すぎて…!?

週刊文春がスクープした、女優・橋本環奈（25）の壮絶パワハラ疑惑。所属事務所は疑惑を完全否定していますが、真実はどこにあるのでしょうか？これに関して、「この手のパワハラはこれまでも星の数ほど見聞きしてきた」と語るのは芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さん。芸能界ではマネージャーやスタッフに対するパワハラは日常茶飯事となっており、ハシカンがそれに手を染めていたとしても特に驚きはない、という意味では納得感があるとのこと。その一方で、橋本や交際相手の中川大志（26）があまりにも無防備すぎて“撮られるがまま”になっている状況には違和感もあるとしています。

橋本環奈、“マネージャーに壮絶パワハラ”の真実味は？

『週刊文春』が報じた“橋本環奈　壮絶パワハラ＆公園キスin下関”の記事について、業界関係者から感想を聞かれました。

同誌の２週間前の号の“「おむすび」橋本環奈ギャル指導役が告白「体育会系だけど年上の私にタメ口で…」”は、まるで朝の連続テレビ小説『おむすび』のプロモーションのようだっただけに、わずか14日間後の手のひら返しに少しだけ驚いてしまいました。

この記事を読んで、私のアンテナが強く反応したのは、記事の冒頭部分にあった“品川ナンバーのアルファード”でした。

観光地とはいえ、山口県の湯田温泉に、ピカピカの品川ナンバー・アルファードは目立ちますよね…。なぜ安易に、こんな無防備で無警戒な行動をしてしまったのか…が、まず芸能記者である私の首を傾げさせました。

しかも記事には、老舗旅館の駐車場に長期間停まっていたとあります。せめて何度か車を変えるとかしないと、こんな時代「ハシカンが湯田温泉に来てる」なんて噂はあっという間に広がるのはわかりきっているわけなのに…です。

私が週刊誌記者の駆け出しの頃は、東京のナンバーを持つカメラマンの車で、何度か地方にも取材に行きましたが、決まって数時間以内に、誰かによって地元警察に通報されたものでした。

警察官に、張り込み中の車の窓をコンコン!と叩かれ――

「どちらから？」
「ここで何を？」
「住民の方から見慣れない東京の車が停まっていて気味が悪いと通報が…」

――なんてことはしょっちゅうでした。ですから地方への取材には、レンタカーを借りるのが必須でした。

芸能界では「ものすごくよくある話」なのは事実だが――

さて、私に感想を聞いてきた関係者が気になっていたのは、ハシカンの“裏の顔”でした。

どんなアイドルや若手人気女優でも、24時間笑顔を振り撒いているわけにはいかないものです。

私にとってはハシカン以外でも、この手のエピソードは特別驚くようなことではなく、当たり前のように、星の数ほど聞いています。

中には誰からも愛されているようなタレントが、もっと“えげつない”行動を見せたことも…。

人気者になったから横柄な態度をとってしまうのか、それとも元々そういう人物で、表面化していなかっただけなのか…それは知る由もありませんが、現場のスタッフに対して「使えない」とか、「このボケが！」なんて言葉を耳にするのは日常茶飯事です。

経験値が高いほど、スタッフたちも免疫が強くなり、良い意味で感覚がマヒしてくるものなのですが、夢いっぱいで芸能界に足を踏み入れたばかりの新人は、真面目な人ほど耐えられなくなってきてしまうようで、人気タレントの現場マネージャーが、あっという間に、信じられないくらい人柄が変わってしまう、なんてことはよくあったりします。

現場マネがドライバーも兼ねている場合、追跡取材をする私たちは、その運転テクニックが違うことからマネージャーの交代を知ることになる場合もあります。

例えば、語学が堪能で、アーティスト活動も並行して行うある人気役者は、わずか半年の間にマネージャーは4回変わりましたから、この記事にある“マネージャーが8人退職した”というのが何年か何か月の間なのかはわかりませんが、ハシカンの上をいく退職者を出していたのかもしれませんね。

少し前の大河ドラマに出演していた人気女優の現場マネは、ほぼほぼ1時間ごとに「〇〇を買ってきてぇ～」と買い物に走らされていました。

これが夕方から夜中の2時くらいまで続くわけですから、近くで一部始終を目撃していた私は、本当に気の毒に思ったものでした。

車の中のカメラマンと「このマネージャー、いつまで持つと思う？」なんて話したものです。

まぁタレントが悪く思われがちですが、現場マネが何度も同じ失敗を繰り返したり、いつまで経っても要領を得ないような資質の人物であれば、ハシカンならずとも「いい加減にして。こいつ、使えねぇ」となるのもわかる気がしますけれど…。