夫婦関係がうまくいかず、別居して新居に異性を呼んだ。その場合は浮気になるのでしょうか?今回のメルマガ『探偵の視点』では現役探偵の後藤啓佑さんが、最近相談が増えているという「別居後の浮気」について語っています。
別居後の危険
去年印象的だった浮気のひとつに「‘’別居後の浮気‘’がバレて不貞行為の証拠を撮られてしまった」というものがあります。去年はその方向の相談や調査が10件以上。
具体的にどういうケースかと言うと
夫婦関係が上手く行かず、別居を決意。
別居後に寂しくなり、異性に連絡。
一人暮らしになるので、そこに異性を呼ぶ。
不貞行為発生!
簡単に言うとこんな流れ。
そして、そのタイミングで僕たち探偵に話が来て家へのインアウトを撮られる。不貞行為の立証! となるわけです。
今まで浮気をしてこなかった人でも、このような流れに陥るのはよくあることです。
理由として挙げられるのは「別居しているから浮気にならない」と思っていること。
実は、別居していたとしても、すぐに浮気してしまうとかなりのウィークポイントになるのです。婚姻関係は継続中ですし、なにより‘’別居した理由が今回の浮気‘’というロジックになってしまいます。
その浮気が本当に別居後に始まったものだとしても、別居後1か月2か月で証拠を撮られてしまうと、相手の主張としては「浮気をしていたから別居したがっていたに違いない!」となるわけです。
そして、「そうではない!」という反論の立証をすることはほぼ不可能。こんな状況になっている方が多いんです。
別の方と付き合いたいのであれば、別居後にきちんと離婚してからにしたほうがいいでしょう。また、我慢できないのであれば、「新居に呼ばない」ことは大切です。
今回は‘’浮気する側‘’視点での解説になりましたが、理由としては実は‘’浮気した側‘’の方からの相談も結構多いのです。「探偵に撮られたっぽい!どうすればいい?!」というものですね。
僕からすれば、「浮気するタイミングで聞いてくれれば、なるべくバレない方法教えられるのに!」と思うのですが(笑)人は‘’事後‘’に相談するものです。
正直、撮られてしまったら逆転することはほぼ無理なので、これ以上傷が深くならないようにするアドバイスしかできません。
別居後、安心して浮気に走ることは危険です。まずは現在の関係をすっきりさせておきましょう!
この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ
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