韓国で有名な歌「独島は我が地」
この記事では「この歌は1980年代に発表された後、数回改訂され、現実の要素を反映させてきた」とある。確かにこの歌は私が韓国留学を終えて日本に帰国する年の1982年に、コメディアンのチョン・グァンテが歌ってヒットしたもので、「ディスコのリズムに乗せた演歌調の旋律と、地理や環境、歴史などを羅列した『ナンセンス』歌詞により流行した」と、知人の今は亡き佐野良一氏が評していた。テンポが良く韓国では子供から大人まで知らない人はいないと言われ、1996年から小学校の教科書に歌詞が載せられ、歌碑も建立されたほどである。
さて、問題の歌詞である。1番は「鬱陵島 東南方向船で200里 孤島ひとつ 鳥たちの故郷 誰が何と自分の国だと言い張っても 独島はわが地」、2番は「慶尚北道鬱陵郡道洞山64 東経132 北緯37 平均気温12度 降水量は1,300 独島はわが地」、3番は「イカ、イイダコ、タラ、メンタイ、カメ、サケの卵 水鳥の卵 海女の待機所 17万平方メートル 井戸一つ 噴火口」、4番は「智証王13年 島国 干山国 世宗実録地理誌 50ページ3行目 ハワイはアメリカ 対馬は知らないが 独島はわが地(対馬は知らないが)の所は歌詞カードには『日本の地』となっている」。
5番は「露日戦争直後に 所有者のない島だと わざと言い張っては本当は困るんだよ 新羅将軍異斯夫が地下で泣くよ 独島は我が地」である。なんともすさまじい歌詞である。これはまさに社会科の本に出てくる内容である。
「対馬は朝鮮の地」に改訂
問題は4番の最後の歌詞が最新バージョンでは「対馬は朝鮮の地」に変わったのである。対馬がいつ、朝鮮の地になったことがあるだろうか。歴史的に対馬が朝鮮の地になったことは決して一度もない。
私が今回「独島は我が地」の歌謡曲の中で、4番目の歌詞が「対馬は朝鮮の地」に変わったことにこだわったのは、今年2025年5月に対馬を訪れて、北端にある韓国展望所の建物内にある歴史年表に、「大韓民国が二度成立」の誤った記述を見つけ、それが放置されたままになっているのを見たからである。誤った歴史記述や認識はすぐにでも訂正すべきである。
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