AirPods 3を長年愛用した私が、最新の「AirPods 5」に乗り換え。想像以上に別モノでした

2026.09.29
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hyu
都内在住の週末ライター。快適なガジェット環境を求めて、ケーブル・充電器・モバイルバッテリーを月1ペースで試しては買い替え、気づけば「山」ができています。ガジェットは真っ白で統一する白好きで、汚れとは常に戦う日々。持ち物は小さく、軽く、すっきりが理想。最終目標は、充電ケーブル1本で暮らすことです。

ここ3〜4年、毎日「AirPods 3」を使ってきました。

通勤でも、作業中でも、家事の合間でも。特に大きな不満はなかったんですが、最新世代の「AirPods 5」が発売され、そろそろ乗り換えどきかなと。

AirPods 4を飛ばしての買い替えなので、2世代分の進化になるわけですが、これが想像以上に「別モノ」でした。

見た目は似ているけど、中身は別モノ

Apple 「AirPods 5(ワイヤレス充電ケース付き)」 27,800円(税込)

「AirPods 5」は、耳を密閉しないオープンイヤー型のイヤホン。

装着感はAirPods 3から大きくは変わらず、耳に入れた瞬間の「あ、いつものAirPodsだ」という安心感がありました。

ただ、形状が少し変わったからか、AirPods 3と比べると、若干、耳栓のように耳に詰まる感覚があります。

それもあって、装着しただけの状態でも外の音が少し聞こえにくくなったような気がして、体感では2〜3割くらい遮音性が上がったような印象です。

ケースのサイズは、高さ46.2×幅50.1×厚さ21.2mmで、重さは34.7g。

AirPods 3のケースと比べるとひとまわりコンパクトになっていて、ポケットに入れたときの収まりも少し良くなりました。

大きな変化は、やっぱりアクティブノイズキャンセリング(ANC)です。

ANC性能は前世代のAirPods 4(ANC搭載モデル)と比べて最大1.5倍になったとのこと。

自分の使っていたAirPods 3にはそもそもANCがなかったので、ここが一番の変化でした。

「オープンイヤーでノイキャン」というのは、一見すると相反する組み合わせにも思えますが、これが想像以上でした。

耳をふさがないのに、雑音が遠くなる

ANCをオンにすると、電車の走行音やカフェの空調音、雨音のような雑音がスーッと引いていきます。

たとえば、ザーザーと打ちつけるくらい強い雨の場合、ANCをオンにすると小雨くらいまで低減される感覚です。

比較すると、AirPods Pro 2のノイキャンでは、そこからさらに小さくなって「降っているような音が聞こえるかも……」くらいまで抑えてくれます。

AirPods Pro 2ほど徹底して静かになるわけではありませんが、音楽や動画を流している状態なら十分実用的だと感じました。

カナル型のような耳栓的な圧迫感がないぶん、「静かになったのに、耳は軽いまま」という不思議な感覚。

AirPods 3では音量を上げてごまかしていた場面でも、以前ほど音量を上げずに音楽へ集中できるようになりました。

加えて、カナル型のような「耳穴が蒸れる……」という不快感も抑えられているので、ポッドキャストやラジオなど、長時間の使用でもストレスは少なめです。

これまでは、ながら聴き用のAirPods 3と、うるさい場所用のAirPods Pro 2をシーンによって使い分けながら持ち歩いていました。

でも、この性能なら1本化してもいいかな〜と悩むレベル。

2つ持ち歩くのはやっぱり大変なので、ながら聴きと騒音対策の両方をこなせるAirPods 5はなかなかいい選択肢かもしれません。

遮音性と引き換えに、外の音の自然さは一歩後退

ただ、オープン型の強みである「外の音が自然に聞こえる感覚」は、AirPods 3より少し弱まったように感じます。

AirPods 3を使い続けてきた理由のひとつもそこにあって、イヤホンから流れる音と周囲の音が非常にうまく混じり合っていました。

AirPods 5は耳への密着感が少し強まったぶん、外の音が聞こえなくなったわけではないものの、AirPods 3ほどの自然さはありません。

外部音取り込みモードを使えば、外の音はより聞こえやすくなります。

ただ、そのぶん自然音とのミックス感は少し人工的に感じることもあり、なかなか塩梅が難しいところ。

「どうせ外部音取り込みモードを使うなら、いっそのことAirPods Pro 3のような、もっと強力なノイキャンイヤホンでもいいのでは?」という選択肢も出てきます。

少し立ち位置が曖昧にも感じますが、総じてAirPods 5は、どこかひとつの機能に尖るのではなく、それぞれの良いところをうまく取り入れたオールラウンダーという印象です。

AirPods 3からの音の進化も感じられた

内部の音響設計も見直され、音の印象もかなり変わりました。

AirPods 3も十分聴きやすい音ではあったんですが、AirPods 5は全体的にクリアで、より細かい音まで拾ってくれている印象。

高音から低音まで、音質全体が底上げされているような感覚で、聴き慣れた曲でも「こんな音入ってたんだ」という発見があり、なんかちょっとうれしくなります。

自分には、AirPods 3と聴き比べればすぐにわかるくらいの差がありました。

毎日使うイヤホンだけに、この音質の底上げはうれしいポイントです。

空間オーディオやヘッドトラッキングにも引き続き対応しているので、映画や動画との相性も良好です。

買い替えの決め手は音量スワイプでした

ワイヤレス充電ケース付きモデルでは、軸の感圧センサーが「音量スワイプ操作」に対応しています。

これはAirPods Proではすでに使えた機能。便利さを知っていたぶん、AirPods 3を使っていて「音量、スワイプでサクッと変えたいのに……」と不便に感じていた部分でした。

これまでは音量を変えるたびにiPhone側を操作していたので、軸をなでるだけで完結するのは待望の進化です。

特にオープン型のイヤホンだと、外出先でラジオを聴きながら過ごすようなながら使いが多く、電車の行き先案内を聞くために音量をちょっと下げる……みたいな微調整がちょくちょく発生するんですよね。

そういった場面でiPhoneを取り出さずに済むのは、日常的にも重宝するありがたい新機能です。

ANCオンで最大5時間。ここはもう少し欲しかった

バッテリーは、ANCを有効にした状態で本体のみ最大5時間、ケース込みで合計最大22時間。

ケースはUSB-Cに加えて、Qi充電器やApple Watchの充電器でのワイヤレス充電にも対応していて、Apple Watchユーザーなら旅行時の充電器をひとつにまとめられるのも助かるポイントです。

ただ、この駆動時間そのものは、正直ちょっと短いかなぁ……。

ノイズコントロールをオフにすれば最大7時間まで延びますが、個人的には、あと2〜3時間は欲しかったところ。

たまに「今日は映画を観るぞ!」という日があるんですが、ANCオンで最大5時間だと、2本目の途中くらいで充電を促されて中断されることに……。

バッテリー残量をちょくちょく気にしないといけないのは、少しストレスです。

それに、数年使ってバッテリーがへたってくれば、今より駆動時間が短くなることも気になるところ。このあたりの体力の向上は、次の「AirPods 6」あたりに期待したいところです。

2世代分の進化は、日常のあちこちで効いてくる

とはいえ、乗り換えてからの約1週間、移動中も作業中も、気づけばずっとAirPods 5を耳に入れています。

オープンイヤーの軽さはそのままに、雑音だけがスッと遠くなり、音量を変えるのも軸をなでるだけ。

ずっと欲しかった進化が、毎日使うものだからこそ確実に効いています。

AirPods 3もまだ現役で使えるだけに少し寂しさはありますが、これからの毎日は、このAirPods 5と一緒になりそうです。

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提供元:ROOMIE

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