黒スウェットって、結局こういうのがいい。Hanes「SWEATS KURO」を着てみた

2026.10.19
 

※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。 

黒いスウェットなんて、だいたい同じ。そう思っていても、いざ選ぼうとすると意外と難しいんですよね。

厚すぎると着る時期が限られるし、薄すぎると頼りない。身幅を大きくすると袖が余りすぎたり、黒の色味が妙に浅かったり。シンプルな服ほど、ちょっとした違いが気になります。

今回買ったのは、Hanes(ヘインズ)の「SWEATS KURO クルーネックスウェットシャツ」。10.5オンスのコットン100%裏毛素材を使った、見た目はかなり普通の黒スウェットです。

身長166cmの私が選んだのはXL。ジャストサイズできれいに着るというより、少し大きめに着たかったからなのですが、実際に袖を通してみると、このサイズ選びを成立させてくれた理由が意外なところにありました。

最初に気に入ったのは、生地でした

10.5オンスなので、それなりに厚みはあります。手に持ってもペラッとはせず、ちゃんとスウェットらしいボリューム感。

ただ、ガシガシしたヘビーウェイト系とは少し違います。肌側には太番手の綿糸を使った裏毛があり、さらにループを残す程度の微起毛加工が施されているそう。

触ってみると、裏起毛ほどフワフワではないけれど、一般的な裏毛よりやわらかい。表側にもほどよい厚みがあって、形がだらしなく崩れにくそうです。

厚手の安心感は欲しい。でも、鎧みたいなスウェットは着たくない。個人的には、その間くらいがちょうどよく感じました。

166cmでXL。それでも「袖が長すぎる」感じにならない

身長166cmでXLを選んだので、全体的にはかなり大きめです。

身幅には余裕がありますが、もともと肩幅がある体型なので、肩が大きく落ちる感じはありません。ドロップショルダーっぽく着るというより、全体にゆとりを持たせて着るイメージに近いです。

大きめのサイズを選ぶと気になるのが、袖の余り方。身幅は好みでも、袖だけ長すぎて手の甲まで隠れてしまうことがあります。

「SWEATS KURO」で気に入ったのは、ここ。袖リブがやや長めなんです。実測すると約7cm。

リブが手首でしっかり止まるので、余った袖丈がそのまま下へ落ちず、手首の上に生地がたまります。この収まり方がいい。

袖口だけを見ると小さな違いですが、XLを着たときのシルエットにはかなり影響しているように感じました。

袖をそのまま伸ばしてもいいし、少したくし上げても収まりやすい。個人的には、この長いリブだけでもかなり好みです。

「KURO」と名乗るだけあって、黒にもひと工夫

もうひとつ、このスウェットで避けて通れないのが色。商品名が「SWEATS KURO」なので、かなり直球です。

使われているのは、「T-SHIRTS KURO」と同じ26番手の綿糸。独自製法による先染めブラックに仕上げられています。

プリントもロゴもなく、本当に黒一色。だからこそ、生地の表情やリブの編み目がそのまま見えます。デニムパンツに合わせてもいいし、ワイドパンツでもいい。上からコートを羽織っても邪魔をしません。

首元はタグレス仕様。縫い代もコットン100%の素材でカバーされています。どちらも写真では地味ですが、「何もない服」を気持ちよく着るためのつくりとしては納得できる部分でした。

そして気になる。洗ったら縮む?

ここまで着て気に入っても、まだ安心できません。コットン100%のスウェットには、洗濯があります。

新品の状態でちょうどよくても、一度洗ったら丈がぐっと短くなることもある。特に今回はXLを大きめに着ているので、洗濯後にシルエットがどう変わるのかは気になるところです。

まず新品の状態で採寸。そのあと通常どおり洗濯し、乾燥機は使わず自然乾燥させてから、同じ場所をもう一度測っています。

着丈:約70cm → 約67cm

身幅:約59cm → 約58cm

肩幅:約49cm → 約49cm

袖丈:約63cm → 約59cm

袖リブ:約7cm → 約6.5cm

結果を見ると、身幅と肩幅はほとんど変わらず、着丈は約3cm、袖丈は約4cm短くなりました。

なかでも変化が大きかったのは袖丈。洗濯前はゆったり余っていた袖が、自然乾燥後には少しすっきりした長さになっています。

袖リブも約7cmから約6.5cmへわずかに縮みましたが、見た目の印象が大きく変わるほどではありません。

全体としては横方向よりも縦方向に縮みが出た形。XLをゆったり着たい自分にとっては、洗濯後も身幅の余裕がしっかり残ったのは安心でした。

「これがいい!」と手が伸びる黒スウェット

10月初旬の購入時点で、Amazonの価格は約8,032円(税込)でした。無地の黒いスウェットと考えると、安くはありません。そして、注目を集めるタイプの服でもないのは事実でしょう。

でも、厚すぎない10.5オンスの生地だったり、大きめに着ても収まりやすい長い袖リブだったり、首元のタグをなくしていたり。実際に何度か着るうちに、「これがいい!」と手が伸びる理由がいくつも備わっています。

スウェットって、たぶんそれでいいんですよね。目立たない。でも、着る回数はとても多い。「SWEATS KURO」は、そんな一着になりそうです。

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Photo: 山科拓郎

Image: Amazon

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提供元:ROOMIE

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