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お金持ち男性に好かれる女子はどっち? おごってもらう女 vs 自分で払う女=ゆうきゆう

あなたは長年の努力の甲斐あって、ついに大金持ちの彼をつかまえました。彼はいつでもデートでおごってくれます。さて、この彼を絶対に離さないためには、どうするべき?(『★セクシー心理学GOLD 〜最先端の心理学技術★』ゆうきゆう)

お金持ち男性のココロを鷲掴みにする禁断の心理テクニック

【クイズ】あなたはおごりますか?

Q. あなたは女性です。長年の努力の甲斐あって、ついに大金持ちの彼をつかまえました。彼は、いつでもデートでおごってくれます。さて、この彼を絶対に離さないためには、どうするべき?

1. 「毎回おごってもらう」
2. 「2回に1回は、自分がおごる」
3. 「5回に1回は、自分がおごる」
4. 「10回に1回は、自分がおごる」
5. 「毎回自分が払う」

では、解説の前にこんな話を。

「デートでは、男性がおごる」。これは一般的に、ある程度は定着した考えです。特に男性が大金持ちであったら、それはなおさら。大企業の社長さんが、女性とのデートで、「今日はワリカンね」と言っている姿は、あまり想像できません。しかし、です。それがいつでも正しいとは、限らないのです…。

大金持ちの、イヤな記憶

実際にあるテレビ番組を見ていたところ、31歳で資産が数億円、という、大金持ちの若社長が出ていたことがあります。そして番組内で、彼に「デートした中で、どんな女性がイヤだったか」と尋ねたところ、彼は迷わず、こんなエピソードを話していました。

彼がある女性を高級レストランに連れて行ったところ、その女性は、メニューの内容を、片っ端から頼んだそうです。そのために彼が、「そんなに食べられないよね?」と聞くと、女性は、「だって、食べてみたいから〜!」と言い、それぞれを少しずつつまんで食べたそうです。これが、彼にとって、記憶に残るほど「イヤな感じを受けた」とか。

これを聞いてどう思いますでしょうか?おそらく、「大金持ちのくせにケチだなぁ!」という人は、ほとんどいないはず。僕はこの気持ち、すごくよく分かります。その女性が、一人で食事にいったときに、同じことをしているとは思えません。「お金持ちだから、いくらお金を使っても大丈夫」。おそらくそんな風に無意識に思っており、そしてそこに、彼は嫌気がさしたわけです。男性にとって、女性に「やってもらって当然」「払ってもらって当たり前」と思われることほど、そして同時に、「感謝の気持ちがなくなる」ことほど、消沈させるものはないのです。

「おごられて当然」という態度はNG

実際に男性は、結婚前に、女性の行動をよく観察しています。「この相手に、結婚して自分のサイフを預けても大丈夫か」。そう考えるために、あまりに浪費家な女性は、敬遠される傾向にあるのです。ですので「私、今度は麻布にオープンしたフレンチレスラトンにいきたーい!」という女性よりも、「私、居酒屋さんでいいよ。そういうとこ好きなの」と言ってくれる女性の方が、何億倍も嬉しく感じるのです。

また、時にフンパツした料理をおごってあげたときも、後者の女性の方が、より強い感謝を抱いてくれることは、想像に難くありません。相手がたとえば「もんのすごい魅力的な女性」だったら、「いくら払っても一緒にいたい」と思う男性もいるでしょう。しかしその「美人である」という刺激にも、いつのまにか慣れてしまうもの。最初のうちは喜んでおごってくれても、いつのまにか、お誘いが減ってくるはずです。

いずれにしても、「おごられて当然」という態度、さらに「感謝の気持ちの少なさ」は、男性の気持ちを確実に離していくのです。

Next: たまに女子が払えば彼はメロメロ!「不定率強化」の心理テクニック



どうして、ギャンブルはやめられない?

ではここで、少し考えてみてください。人間は、なぜ競馬やパチンコなどのギャンブルにハマる人がいるか、知っていますか?

その答えはシンプル。「当たるときもあれば、当たらないときもある」からです。このような状態を、心理学では「不定率強化」と言います。これが、たとえば「いくたびに1,000円勝つゲーム」だったとしたら、誰もハマらないのではないでしょうか。このような場合を、逆に「定率強化」と言います。

これは金額が上がっても同じこと。「いくたびに30,000円分のタマが出る」という状態だったらどうでしょう。この場合も、最初のうちは誰もがうれしがって通いますが、いつのまにか足が遠のいてくるはず。「まぁ、今のお金がなくなるまでは、いかないでもいいなぁ…」という状態になるはずです。「いや、それでも毎日通い続けるよ」という人は、かなり金欠。ていうかお金の使いすぎです。余計なお世話かもしれませんが、普段のご利用は計画的に。

それは、変わるからこそ

すなわち人間は「変化がある」からこそ、ギャンブルにハマるもの。変化がない人生ほど、つまらないものはありません。当たるとき、当たらないときがあり、それがいつ来るか分からないからこそ、ひたすらパチンコや競馬にお金をつぎ込むのです。

これは、ネズミの実験でも同じです。ネズミのオリにレバーを設置して、「押すときに、エサが出るときと出ないときがある」というパターンにすると、ネズミはポコポコポコポコとひたすらレバーを押し続けます。しかし「いつでもエサが出る」ようにすると、そこまではレバーを押しません。人間は根本的なところで、ネズミさんと何も変わらないのですね。チュチュー。

デートも同じこと?

はい。前置きが長くなりました。これはデートでも同じことです。

たとえ「デートは男性がおごるもの」という価値観があったとしても!またいかにその男性が大金持ちだったとしても!そしてその女性がいかに美人だとしても!魅力的だったとしても!たまには女性から払ってあげることが、彼の気持ちをつかむためには、何より有効なのです!

もちろん金欠の男性には嬉しいでしょうし、もし大金持ちであったとしても、「いつもは払ってくれない女性が、今回はおごってくれた」という「心の動き」こそが、彼にとっては嬉しく感じるのです。「この子は、僕とのデートによって、気持ちが動かされた」と感じるわけですね。それはある意味、ギャンブルと一緒。「変化」があるからこそ、男性は喜ぶわけです。

Next: クイズの正解発表!女子は何回に1回のペースで男性におごるべき?



では、正解は?

ここまで話せば、さきほどのベストの答えも分かるはず。すなわち正解は…

3. 「5回に1回は、自分がおごる」

です。もちろん、厳密に5回である必要はありません。「数回に一度」レベルでいいのです。

その点「2回に1回は、自分がおごる」では、単に「対等な関係。また「10回に1回は、自分がおごる」では、あまりに少なすぎて、せいぜい1ヶ月から2ヶ月に1回くらいのペースになるはず。これでは「あ、給料が入ったからおごってくれるのかな」くらいにしか思ってもらえないはずです。そして「毎回自分が払う」は…。まぁ、あの。とにかくファイトです!(何が)。

美人ほど、モテなくなる?

実際に心理学では「社会的スキル」というものがあります。人のことを気遣ったり、あたたかな振る舞いをしたり。それこそ、相手のことを喜ばせたりするスキル全般のことですね。そしてこれは、身につける必要がないと、身に付くものではありません

特に美人ほど、「人に手を掛けてもらって当然。私が何かをする必要なんか、あるの?」と思っていながら育ってきています。そしてそれでも十分にモテてきたため、そういうスキルを身につけることが少ないもの。また母親も美人だったりすることが多く、そのために社会的スキルを身につけていないことが多いので、それを娘に教えることもできません。そのため、「社会での経験」と「親からの教育」の2つの面から、美人さんほど、社会的スキルを身につけていないことが多いのですね。

しかしそれでOKなのは、若いうちだけ。そういうスキルを身につけていない分、年を取ってからは、悲惨です。さらに本人が、何よりそのことに気がついていないことも多いもの。「美人なのに、なぜか結婚していない!」そういう女性が意外と多いのも、それが大きな原因の一つなのではないでしょうか。

どんなにあなたが美人だとしても、それだけで男性の気持ちが永遠に続くわけではありません。若いうちはそれだけでチヤホヤされることもあるのですが、これが「当然」となってしまうと、男性の気持ちも冷めてしまうもの。注意してくださいね。

Next: 彼におごってあげたいけどお金がない!そんな時の対処法



小さな小さな、エビちゃんで

もちろん、「それでも、私からおごるのは、お金がちょっと…」というのであれば、こんな方法を。

たとえば1回のデートの後、公園を通ったときに自動販売機があったら、たまには缶ジュースを買ってきてあげてください。そして、「はい、寒くない?」というように、相手に渡すのです。値段が、たとえ相手の払った額の100分の1だとしても、相手にとっては「小さな当たり」。まさに、エビでタイを釣る状態です。

もしこれを意図的に行えたら、あなたはかなりの小悪魔と言えるでしょう。これは、結婚されている方でももちろん使えます。外を歩いたときに、ちょっとしたお菓子や飲み物のプレゼント。それだけで、十分相手の気持ちを高めることができるのです。覚えておいてくださいね。

特別な、飲み物で

またそれは、可能ならココアかチョコがベター。チョコレートは、ちょっとした媚薬です。古来の王は、ベッドに入る前に、ココアを飲んでいたと言います。ココアやチョコに含まれる微量のアンフェタミン類似物質は、恋の気持ちを高める効果があるんですよ。

男が作る。それだけで

今までのことは、男性でも同じこと。相手に、「いつもはやらない、ちょっとしたこと」をすることが何よりも重要。たとえばいつも女性が料理を作ってくれるなら、男であるあなたも何かを作ってあげること。「今日は一品だけ、僕が作るよ」でも構いません。または、普段は腕を組んで歩いているなら、たまには自分から手をつないでみる。もしくは、普段いかないお店につれてってあげる。どんなに小さくても、「今日はどうしたの?」と思わせることが重要なのです。

手作りクッキー、武勇伝?

また、個人の話で恐縮ですが。僕自身、知り合いの女性に、バレンタインなどで、すんごいたまにチョコをもらうことがあります。そんなときに、ですね。ホワイトデーに、「手作りのクッキー」を、お返ししたことがあります。これって、想像よりずっと簡単なんですよ。でも、どんな高級なものを返したときよりも、喜んでもらった記憶があります。

ホワイトデーに手作りクッキーを贈る男性というのは、そうそういないと思うので、そういう意味での「新鮮さ」。また、僕自身、それほど料理をしそうな人間とは思われていないので、その面での「意外さ」が、喜んでもらった原因なのではないかと、控えめに分析しています。あなたが男性なら、ぜひ。

ただ、できあがるクッキーは、かなり微妙な形になる可能性は大です。いびつだったり、コゲてたり。そのために「手作り」と告げるのを忘れると、「この人、どんな安物クッキーを返してくるワケ!?」と思われる可能性が大です。ていうかあった。そういうことが。何か少しでも参考になることがあれば幸いです。心から。

Next: 愛を育むには、「どうしたの、急に?」のサプライズを大切に



人間は「意外性」に強く感動する。

よって今回の話をまとめるなら、「人間は、『意外性』や、『普段はしないことをしてもらうこと』にたいして、強く強く感動する!それは「たまにおごる」でも、「ジュースをあげる」でも、「料理する」でも、「手をつなぐ」でも、何でもいい!これこそが、GOLDスキル『エビータ』!

愛人を変えるたびに地位を上げていき、最終的には、大統領夫人という、最大の玉の輿に乗ることができた、アルゼンチン女性、エビータ。彼女の生涯は、いまだに映画やミュージカルなどで上演されています。彼女のように、男の気持ちをつかみたいと思うのなら、とにかく「エビでタイを釣る」ことを心掛けること。タイをいつももらっているなら、とにかく小さくてもいいので、「エビ」を返してあげてください。それこそが、もっとも相手の気持ちを感動させ、さらに強く心をつかむことになるんですよ。………。もちろん、エビータと、エビ・タイをかけてます。言っちゃいました。

急に、どうしたの?

はじめて小学校に上がったとき。最初に異性とデートしたとき。それは、あなたにとって、とても強い刺激だったはず。しかしそれはいつの間にか輝きを失い、ただの「変わらぬ毎日」になってしまうものです。

そんなときに、相手や状況を責めても、何も変わりません。とにかく目を開けて、たったひと言でも、行動にしてみること。それは、どんなにどんなにどんなにどんなに小さくても、構いません。「いつもありがとう」「今思ったけど、本当に大切だよ」「これ、私の気持ちなんだ」…。

…どうしたの、急に?」相手は驚くかもしれません。しかし相手は、確実に喜んでくれるはずです。覚えておいてください。あなた自身が変えられない、あなたの状況なんて、ひとつも存在しないんですよ。

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