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Nutsでは仲間割れ、事件化も。「ハコモノ」上場企業の増資“詐欺”手法2つ=山岡俊介

「ハコモノ」といわれる、有力な事業がない経営不振の上場企業の第三者割当増資株の処分に関わって来た経緯から、その手法を解説したい。仕手筋が暗躍し、昨年上場廃止となったNutsの例も紹介する。(『アクセスジャーナル・メルマガ版』山岡俊介)

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※本記事は有料メルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』2020年12月7日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:山岡俊介(やまおか しゅんすけ)
1959年生まれ、愛媛県出身。神奈川大学法学部卒。零細編集プロダクションに2年半在籍し、29歳で独立。91年『週刊大衆』の専属記者を務めながら『噂の真相』『財界展望』などを中心に記事執筆。主な著書に『誰も書かなかったアムウェイ』『アムウェイ商法を告発する』(以上、あっぷる出版社)、『銀バエ実録武富士盗聴事件』(創出版)、『福島第一原発潜入記 高濃度汚染現場と作業員の真実』(双葉社)など。

ハコモノ上場企業「2つの増資手法」

筆者は過去、いわゆる「ハコモノ」といわれる、これという有力な事業がない経営不振の上場企業の第三者割当増資株の処分に関わって来た経緯があるが、個人投資家にその仕組み、手法を少しでも理解していただければとの思いで今回取り上げる。

まずは、一般的な裏事情を。簡単に図解すると以下のようになる。

A社 → 第三者割当 → B社 → A社株担保差入れ → C社 → 売却 → 仕手御用達証券
            ← 融    資  ←

第三者割当の引き受け手B氏は自己資金を持たず、C社からカネを借りているケースが多い。その場合、B氏とC社の間ではたいてい金銭消費貸借証書を交わしている。

ただし、その実態は以下の2通りある。

<(1)B氏とC社が最初から組んでいる場合>

融資実行は書類上のみ。そして、大抵の場合、B氏の返済が滞ったことを理由にA社株は担保流れとなり処分(売却)される。

この場合、C社を経由することでキャピタルゲイン課税を逃れられる。また、増資発表時にたいてい大抵第三割当増資引き受け手(B氏)は一定期間、その株を売らないことことが引き受けの条件になっているが、担保処分の場合は第三者なので売却は可能だ。C社にとっては名義貸し手数料、書類上の金利をダブルで得れるメリットも。

そして、担保流れになったA社株売却先は仕手筋ご用達証券ないしその周辺者などへ。なぜなら、B氏名義からC社名義に株券を移管できない証券会社がほとんどだからだ。違う名義に移管する場合、証券会社が確認の契約書を作成するが、訳ありのB氏、C社は断ることが多いからだ。

<(2)B氏とC社間で本当に融資があり、実行されたケース>

仮にB氏のA社株引き受け価格を100円としよう。

C社に担保に差し入れる場合、担保掛目は時価の8割であることが多い。したがって株価の時価が2割下落すると、B氏は追加担保差し入れを迫られる。しかも、この手のボロ株は薄商いゆえ、C社が大量の売りを出すと株価はさらに急落するので、A社株は担保流れで強制的に売られることになることが多い。C社は融資金利と株処分の差益が儲けとなる。

ハコモノ企業に本気で投資する者などいない

今は(2)のパターンはまず聞かなくなった。いわゆる街金が壊滅したからだろう。

現在は(1)のようにB氏とC社、そして仕手筋ご用達証券などが最初から組んでいるところがほとんど。それどころか、A社=ハコモノ上場経営陣も同じく最初から組んでいるパターンが多い。

というのも、「ハコモノ」といわれる経営不振の企業に、そもそも本気で投資する者などまずいないからだ。もちろん、それ以前に銀行融資も受けれない状態だ。

経営破たんし、昨年10月にジャスダック上場が廃止になった「Nuts」もそんな典型的な企業だった。

Next: 上場廃止「Nuts」第三者割当増資をめぐるお金の流れは?



上場廃止「Nuts」第三者割当増資をめぐるお金の流れ

19年5月、そのNutsの第三者割当増資がIRされた。

新株予約権だけで、新株予約権の払い込みが約3,200万円、そして新株予約権がすべて行使された場合は23億8,000万円の資金調達ができるとされた。引き受けたのは、この手の引き受けによく登場する「イブキジャパンファンド(Ibuki Japan Fund)」(ケイマン諸島)だった。

翌6月の割当日にイブキは早速、約3億円分株式転換している。

増資目的は、近年流行の富裕層向け会員制医療施設を始めるためだった。

この資金は、当時のNuts社長の資金元であるH氏が融資していた。そして、H氏とイブキとの間を繋いたのは、以前から“危ない上場企業”への融資で有名なM氏。そのM氏の背後には反社会勢力も含めた複数の名うての仕手筋、解体屋、株式ブローカー連中が控えていると見られる。

Nutsの株価は、この第三者割当の前、19年2~3月にかけて前出・会員制医療施設開設前の会員権販売でNutsの売上が前年比実に10倍にもなるという業績予想のIRで3倍以上に急騰。しかしながら、それに連動したこの第三者割当増資のIRは、すでに悪名高いイブキが引受手だったこと、さらに買いが入り株価は上がろうとするとすぐ売りが入ることなどから株価は上がらなかった。

挙句、前出の大幅な業績予想がまったくのデッチ上げだったことが判明したことから、本気でこの事業を立ち上げるつもりだったと見られる資金元H氏と、社長とM氏らイブキ側との間で内紛が勃発。互いに責任をなすりつけあっているが、事件化は早ければこの1月中とも見られ、ほどなく真実が明らかになって来るのではないだろうか。

会社側まで組めばインサイダーやり放題?

会社側まで組んで、引き受け資金を用意するとあっては、実質、カラ増資で資金が会社に入らず、何の意味があるのと思われる読者もいるかも知れない。だが、会社側と引き受け側が一体になりやればインサイダーやり放題で、株価を上げちょうちんを付けさせ売り逃げできる可能性も高く、会社側も美味しい思いができるからだろう。

実際、Nutsの場合でも、イブキの増資引受で株価が上がらない後、開設を目指す会員制医療施設と徳洲会が提携するなど、株価上昇の材料が何度もIRされたが、そのIRの下書きは会社側でなく、イブキを繋いだ前出M氏が作成していたとされる。

一般論に戻すが、増資した大量の株券を売りさばくにはこのようなIRが必要。また煽り屋も必要だ。典型例は数年前なら暗号通貨(仮想通貨)、昨年ならコロナ関連だろう。急騰させるには「ウルフ村田」のような煽り屋(Nutsではトンピンさんも参加)、解体屋にも依頼する。解体屋も少なくなったが、例えば100円の株に10万株買い注文を入れると、バックで1株につき5円キックバックという感じだ。

Next: 増資資金の使途も怪しい?食い物にされる「ハコモノ」上場企業



増資資金の使途も怪しい?

今さらながらだが、増資資金の使途も、「ハコモノ」上場企業においては表向きとは異なることが往々にしてある。

15年9月上場廃止になった「グローバルアジアホールディングス」の場合、二束三文の八百屋を仕手筋で実質、グローバル社実質経営の菊池徹が元社長の菊地博紀に数億円で引き取らせていた。

同社もNuts同様、粉飾決算で現金が消えたのだが、増資して資金が入っても会社の資金元、裏にいる増資マフィアなどに価値のないものを買わされ食い物にされるケースも少なくない。

インサイダー情報の漏洩は止まらない

筆者はこの20年余り、数々のハコモノ企業の増資を見て来たし、実際関わったこともある。しかし、犯罪として摘発されるのは稀。また事件化してもハコモノ企業の社長ら表の者だけで、裏で絵を買いた仕手筋側は逃れるケースがほとんどだ。

これはSESCの大物、有名人摘発偏重、裁判所の金融市場の理解不足などが原因ではないか。

今の当局の姿勢では今後もなくならないのは断言できる。最後に、先日「アルプス物流」(9055。東証2部)が東証1部への昇格を発表し、翌日株価は急落したものの、発表当日(1月14日)までの数日間は大幅高していた。ネット上でも事前に1部指定替えと書かれていた有様だ。インサイダー情報が漏れ過ぎなのに、会社側・証券会社・東証は何の手を打たなかった。

これも関係者の怠慢と言わざるを得ないのではないか。

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