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日韓和解は不可能。バイデンが求める「日米韓一体化」は韓国の二股外交で頓挫=勝又壽良

バイデン政権は日米韓一体化を求めているが、韓国の「米中二股外交」と「反日感情」が問題となっている。米韓同盟が「二線級」に落ちれば韓国はどうなるか。日本と韓国の文化的な違いを踏まえて解説したい。(『勝又壽良の経済時評』勝又壽良)

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※本記事は有料メルマガ『勝又壽良の経済時評』2021年2月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:勝又壽良(かつまた ひさよし)
元『週刊東洋経済』編集長。静岡県出身。横浜市立大学商学部卒。経済学博士。1961年4月、東洋経済新報社編集局入社。週刊東洋経済編集長、取締役編集局長、主幹を経て退社。東海大学教養学部教授、教養学部長を歴任して独立。

なぜ韓国は「米中二股外交」を続けるのか

米国バイデン政権の発足とともに、日韓の対立関係が米国の構想する「日米韓三ヶ国」一体論に暗い影を投げかけている。

文政権は2017年、中国へ約束した安全保障上の「三不」によって、轡(くつわ)をはめられている。三不とは、次のようなものだ。

1.米国のミサイル防衛(MD)体制に加わらない
2.韓米日安保協力が三カ国軍事同盟に発展することはない
3.THAAD(サード)の追加配備は検討しない

中国が、韓国へミサイル攻撃の照準を合わせているのに、韓国は中国へ「無防備」を誓うという異常な約束をさせられた。国家としての体裁を失う敗北宣言をしたに等しいのだ。文政権は、平然とこういう国を売り渡すような行為をしているのである。

韓国が、ここまで譲歩して中国へ跪いたのは、北朝鮮をなだめて欲しいという願望の表れである。韓国の安全は、米韓同盟によって100%保障されているにも関わらず、こうした中国への「二股外交」をする理由は何か。

一口で言えば、文政権による「親中朝」の表れである。

バイデンが求める日米韓一体化

これが、バイデン政権の登場で岐路に立たされている。

バイデン氏は、同盟国を結束させて対中国戦略を立て直そうとしている。トランプ前政権は、同盟国への気配りを欠いていたので、韓国の「二股外交」に目くじらを立てることもなかった。だが、文政権は米中対立を長期の視点で捉え直している。こうなると、韓国の「親中朝」政策は目障りになる。米韓同盟の原則に戻り、「中朝関係」の見直しを迫っているのだ。

「中朝関係」の見直しは、同時に日韓関係の調整を意味する。米国は、安全保障における「日米韓三ヶ国」一体運営を目指している。日韓関係は現在、日韓基本条約(1965年)締結以来の最悪事態に落込んだままだ。韓国裁判所による、旧徴用工賠償と旧慰安婦賠償の判決が、いずれも法的に解決済みの問題を蒸し返させた結果である。

旧徴用工賠償で文政権は、裁判所の力を借りて反日の正統性を確保したと喜色満面であった。この問題を政治的に利用したのである。旧慰安婦賠償の判決は、日本政府に支払いを命じる内容だけに、外交面における事態の深刻さに気付いたのである。

米国バイデン政権が登場して、韓国は風向きが変わり慌て始めている。バイデン氏は、オバマ政権の副大統領として日韓慰安婦合意に向けて、影で奔走した人物である。その日韓慰安婦合意を、文政権は破棄したのである。こうして、文政権は日韓関係悪化の責任を負わざるを得ない立場に立たされることになった。

先述のとおり、バイデン政権は安全保障において「日米韓」一体運営を目指している。韓国側の事情で、それが困難であれば自然に、米韓親密から日米蜜月へとその座が移るのだ。

韓国にとって、日本は憎悪の対象である。その日本が、韓国を置き去りにして日米蜜月を演じるのは耐えがたいはずである。文政権は、国内で反日の種を十分すぎるほど蒔いてある。今さら、「日本と一体」となることなど、口が裂けても言える立場でないのだ。

文政権は、バイデン政権から「二股外交」の道を塞がれ、不倶戴天の日本と協力しろと迫られている。思い出すのは、トランプ政権時代に「トランプ・安倍・文」三者会談が行われた。その席で、文氏は「日韓は同盟関係にない」と言い切った。それほど、日本への敵対意識をトランプ氏の前で見せつけたのである。こういう経緯の文氏が、今さら「日米韓」一体運営を承知できるはずもあるまい。死ぬほどの苦しみであろう。

米国は、嫌がる韓国を無理して「日米韓」に止める気持ちはなさそうだ。

韓国抜きの日米が、「インド太平洋戦略」で豪印と力を合わせた「クアッド」(4ヶ国)を充実させる。さらに「α」として英国が加わる意思を見せ始めている。英国にとっては、EU(欧州連合)を離脱して、アジアに発展基盤を求めている。そこで、「クアッド+α」として最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を伴う打撃陣を西太平洋へ長期派遣する計画を立案した。日本が母港になると報じられている。

Next: 韓国国民は落胆? 米韓同盟は「二線級」の外交関係に陥る



米韓同盟は「二線級」の外交関係に陥る

ここまで来ると、もはや韓国外交の出番はなくなるのだ。これは、米韓同盟が「二線級」の
外交関係に陥ることを意味する。韓国国民にとって、米韓同盟がどれだけ力になっていることか。世論調査でも「米国支持派」が8割を上回るほどである。その米国から「二線級国家」扱いされれば、プライドはズタズタになろう。すべては、韓国進歩派という民族主義グループの仕掛けたワナの結果である。

韓国の反日感情の裏にあるのは、親米感情である。日韓関係が悪化しても、最後は米国が中に入って仲裁してくれるだろうと淡い期待を持ってきた。バイデン政権は、日韓関係悪化の仲裁に立ってくれるだろうとの期待がメディアに登場しているのだ。

この期待は、裏切られる公算が強まっている。米国のインド太平洋戦略で、韓国に期待しないムードが高まっているのだ。

韓国は、国民感情の支えである米国から見限れと確認したとき、国民はどれだけ落胆するか。同時に、反日感情に微妙な変化が起こることは、十分に想像できるのだ。反日感情が、「虎の威を借る狐」であることを立証するだろう。

理屈を超えた韓国の反日感情

韓国の反日感情は、もはや理屈を超えている。

この歴史的な背景として浮かび上がるのは、日韓併合(1910~45年)によって朝鮮特有の支配階級であったヤンバン(両班)が消滅したことである。それまで、農民から搾取してきたヤンバンが、完全に追放された恨みは、簡単に消えるものでなかった。国内では「親日追放」という形で、その正統性を主張している。

結局のところ反日は、利害関係という本音を隠して、正義ぶった運動に形を変えているのだ。

日本の戦後では、マッカーサーの指令で農地解放が行なわれ、不在地主が追放された。地方の名家とされた大地主は、これによって没落を余儀なくされたが、すべて「ご時世」という歴史の流れの中で受け止めたのである。

米国を憎むとか、マッカーサーに悪態をつく人間は出なかった。

Next: 日韓の感情的な和解は不可能? 歴史をすべて受け入れる日本



歴史をすべて受け入れる日本

ここで改めて浮き彫りになるのは、韓国の本音を隠した情念の「反日感情」と、戦後日本に見られた「ご時世認識」という歴史の大転換において、個人感情を捨てて受け入れた度量とは、どれだけの違いがあるかである。

韓国のヤンバンの反発の流れを汲む「反日感情」と、日本の戦後において大地主追放を受入れた「ご時世認識」は、交わることのない両極に立っている。これは、日韓の文化の違いというべきであろう。

この仮説が認められれば、日韓の感情的な和解は永遠に不可能ということに気付くのである。110年以上も過去に行なわれたヤンバン追放を、現代に至っても恨みに思っている韓国国民と、日本の戦後大地主が抱いた「ご時世認識」とは比較にもならない、文化の格差を表わしていると見るべきだろう。

江戸末期の尊皇攘夷論が、なぜ開国論に切り替わったのか。朝鮮の文化ではあり得ない大きな変化である。尊皇攘夷論は、天皇制を復活して開国に反対したものだ。それが一転して開国へ向かった。その理由は、列強による開国要求である。開国を拒めば、第二の中国になって列強に国土蹂躙を許すという危機感が、自主的な開国へ導いたのである。この際も、「ご時世認識」がバネになっている。歴史の流れを正確に把握したのだ。

朝鮮開国は国論が分裂し、一丸となった開国でなかった。それぞれ、日中ロの外国勢力と結びつき、既得権益を守るという「ヤンバン意識」丸出しであった。それが、李朝の外交を誤らせた原因である。

ここで、整理のために要約したい。

日本と韓国(朝鮮)には、大きな文化意識の違いが存在する。韓国の反日感情の裏にはヤンバン意識が隠されている。日本には、「ご時世認識」で時代の変化を受入れる柔軟性があった。この日韓の違いは、どこからもたらされるのか。それを突き止めれば、日韓の文化は「水と油」であり、永遠に交わることのないことに気付かされるのだ。日韓和解は、韓国の文化から見てあり得ないだろう。

韓国(朝鮮)は、儒教文化である。ヤンバンのような支配階級は、労働を嫌い高い教養を積むことが使命とされてきた。これは、人生の目的が他人を支配することに繋がる。その結果、有名人になるとか名声を得ただけで、人生観が180度変わって「尊大」になった。要するに、成り上がり者特有の「鼻持ち」ならぬ存在と化す。これは、韓国に健全な労働観が存在せず、浮き草的人生観が基礎にあるためだろう。

現在の韓国与党は、進歩派の看板を掲げている。実態は超保守派の民族主義グループである。この性格ゆえに、極めて「尊大」な振舞を恥ずかしげもなく行っている。国会議員として、権力者になった結果である。

韓国の大学では、教授といえば「神様」扱いである。細かい計算をしない。すべて助手や学生にさせる特権階級である。自然科学でノーベル賞が出ない理由でもあろう。日本の大学教授とは天と地の差だ。この背景として、韓国に健全な勤労観が存在しない歴史的事実を上げられる。

Next: なぜ韓国の反日感情は消えない? 歴史的な背景



韓国の成り上がり者根性が災い

日韓関係の悪化には、韓国特有の「成り上がり者」根性が災いしている。

日韓のGDP規模が1965年当時の格差から見れば、現在は縮小している。これが、恒常的に反日感情へ火を付けている背景である。前述の通り、「有名人になるとか名声を得ただけで、人生観が180度変わって『尊大』になり」、自らの卑屈な過去を否定するべく騒ぎ立てるのである。

日本では、歴史の大転換を「ご時世認識」で受け入れ、それに順応していく。これに逆らって騒ぎ立てることは、「恥」という意識である。それは、社会全体に正しい勤労観が確立されているので、働くことで困難を克服できるという信念を生んでいるからだろう。

私は今、「恥」という言葉を用いた。日本人は、「恥の文化」であると指摘したのが、米国の文化人類学者であるルース・ベネディクトの著書『菊と刀』(1946年)である。欧米では、内面の良心を重視する(罪の文化)に対し、日本は世間体や外聞といった他人の視線を気にする(恥の文化)と規定した。

ベネディクトの規定する日本の「恥の文化」は、欧米の「罪の文化」に比べて、何か劣るようなイメージで語られているがそうだろうか。欧米はキリスト教である。日本は多神教である。そういう差はあるが、世間=神という認識も成立するだろう。これに「勤労観」が結びつけば、歴史の大転換を受け入れその中で一生懸命働くことで、道は自ずと開けるという可能性に繋がるのだ。与えられた運命を努力で切り開くとも言える。

日本が、朝鮮のヤンバンを110年前に追放したことで、今も恨みに思い「反日感情」をたぎらせていることに異様な思いがする。そのヤンバンを追放して、農民に土地を与えたことが日韓併合時代に朝鮮が発展した要因となった。さらに、教育・司法・行政・インフラなどの近代化に着手したことで、朝鮮は近代化路線を歩み、工業化に向けて「離陸」できたのである。

こうして歴史は、冷静に読み解くべきである。朝鮮民族が、近代化において独力で成し遂げたものは1つもないのだ。歴史の前では謙虚になるべきだろう。
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2020年12月配信分
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2020年10月配信分
  • WTO事務局長選で失敗、文在寅の思惑が大外れ。日本を逆恨みする「反日・甘えの構造」(10/29)
  • 買い被られる中国経済の復活力、所得格差拡大で息切れ。内需主導は幻に(10/25)
  • 米大統領選、トランプvsバイデン 中国政策は違うのか、日本との関係は?(10/22)
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2020年9月配信分
  • 習近平失脚の可能性もある中国、周辺国への軍事脅迫に潜在的な亡国危機(9/21)
  • 韓国はドイツを見倣え、経済よりも同盟優先で中国へ「三行半」、安保が国家の基本(9/17)
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2020年8月配信分
  • 韓国は「絶滅危惧種」 人口減でも対策放棄、南北統一前提に「社会主義化」し日本と戦う(8/31)
  • 米大統領選、トランプはバイデンに勝てる? 世論調査の「虚」を突く(8/27)
  • 米の一撃、ファーウェイへの全面禁輸で「5G」は潰れる。中国に致命的損害(8/24)
  • 文在寅は韓国のヒトラー、司法を完全掌握し政権に不利な捜査を阻止。進歩派の永久政権狙う(8/20)
  • 「張り子の虎」中国、ドル圏締出し恐れ鎖国経済の準備。脆弱構造を100%露出(8/17)
  • 深刻化する米中対立、事大主義の韓国は中国びいき。文政権は消える運命(8/13)
  • コロナ禍、世界経済支配を確実にした米ドル。デジタル人民元はどう対抗するのか(8/10)
  • 中国、自然破壊がもたらす亡国危機。異常高温で生き地獄、米国と決別できぬ事情(8/6)
  • 北朝鮮並みの韓国政治、絶対多数武器に国会審議省略、軍事政権以上の強権振う(8/3)

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2020年7月配信分
  • 中国経済「最後の審判」 不動産に支えられヨタ歩き、財政支出切り詰め「格付け維持狙う」(7/30)
  • 韓国は分裂社会、支持層だけに顔を向ける文政権、日韓の高齢化率逆転20年早まる(7/27)
  • 米中は戦うのか、第一次世界大戦前夜と類似状況、習氏の錯誤が招く開戦危機(7/23)
  • 朝鮮戦争の英雄・ペク将軍、葬送翌日に親日レッテル貼りした文政権。李朝政治の踏襲が国を滅ぼす(7/20)
  • 中国の南シナ海占拠に「不法宣言」した米国、冷戦激化で破綻する韓国二股外交(7/16)
  • 欧米を敵に回した中国、香港問題で払う代償莫大。早くも巣ごもり経済覚悟の悲壮感(7/13)
  • 超大国狙う中国、半導体技術で越せぬ壁。高齢化社会入りの終末期、韓国外交は混迷(7/9)
  • 韓国文政権の悪辣、対日外交置き去りで内政面のテコに利用、日本との対立は不利益被るだけ(7/6)
  • 日韓チキンゲーム勝利は日本、高い支持率の罠に嵌まった文政権、譲歩の機会逸し自滅の途(7/2)

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2020年6月配信分
  • ワクチン開発競争、米国が中国制し7~9月供給、英国も続くが日本は3月開始へ(6/29)
  • 過剰負債の中国は庶民救済に壁、24省で大洪水被害も重圧、景気回復望めず(6/25)
  • 凶暴化する中国の軍事対決、周辺国は対中結束を強化、さ迷う韓国(6/22)
  • 文在寅の蒙昧開いた北のビル爆破、反共の看板捨て「反日」突進の代償、破綻する二股外交(6/18)
  • 李首相の「露店」推奨拒否する習主席、「小康社会」優先でメンツ譲らず、経済は大混乱(6/15)
  • コロナ禍が早める中国経済の衰退 「チャイメリカ」消滅で孤立、韓国は米中どちらに付くか(6/11)
  • 香港金融市場へ圧力受ける中国、生殺与奪の権握る米国が絶対優位、韓国の対応微妙(6/8)
  • 醜い韓国 神聖化した元慰安婦を一転、誹謗中傷する進歩派の狂気と狙い(6/4)
  • 国際感覚ゼロの韓国、香港問題で中国へ擦り寄る悲劇、景気回復は2年以上先(6/1)

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2020年5月配信分
  • 経済無策の文政権、コロナ禍・米中対立の悪影響を凌ぐ道なし、財政依存の限界明らか(5/28)
  • 経済混乱を隠す中国、香港・台湾への強硬策で米国と激突、韓国の見苦しい狼狽(5/25)
  • 検察のメスが入った元慰安婦支援運動、たった1人で率いて韓国食い物に(5/21)
  • 李朝と同じ改革無関心、既得権益集団が支配する社会、コロナ後の失速は確実(5/18)
  • 「ウソで固めた」中国、冷戦勝負どうなるか。米国は貿易・技術・資本市場3面の排除で決定的優位へ(5/14)
  • コロナ後の米中新冷戦、米国はTPPへ復帰し中国包囲網、韓国の日本接近(5/11)
  • 家計債務急増、免れない韓国経済の衰退、いずれ「第二のギリシャ」へ(5/7)
  • 深まる米中コロナ対立、揺さぶられる韓国二股外交、米の脱中国圧力に屈するか(5/4)

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2020年4月配信分
  • コロナ後の世界、米国の優位増し中国は凋落、韓国の風見鶏も苦境(4/30)
  • 北朝鮮・金正恩氏に脳死説、南北関係に転機も韓国に本格支援する力はない、米国に有利(4/27)
  • 韓国、マスク支援先に日本含めるか検討中、台湾は黙って200万枚寄贈、友好国の証どちらが強い?(4/23)
  • コロナで世界を敵に回す中国、建国以来の最大危機、金融面で大恐慌乗り切れるか(4/20)
  • 反日大統領が率いる韓国、ポストコロナは日本なしで生き延びられない宿命(4/16)
  • 「ひ弱な花」韓国企業、コロナショックで流動性危機は不可避、格付け大量引下げへ(4/13)
  • 韓国の「コロナ不況」失業は慢性化、日本へ大量の出稼ぎ時代が来る(4/9)
  • 中国武漢市の「終息宣言」早とちり、米は科学力で対抗し最後は「米中経済分断」措置へ、韓国どうする?(4/6)
  • 今年の中国は最悪ゼロ成長、韓国経済水没は不可避、脱出口は?(4/2)

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2020年3月配信分
  • 「世界的現金不足」時代へ、韓国は流動性軽視が仇、通貨危機に見舞われて当然(3/30)
  • 「コロナ蔓延」米中対立へ火に油、米は外交官引き上げ「戦時体制」、韓国どうする?(3/26)
  • 世界コロナ感染 欧米も直撃し大災害 韓国経済危機は2年続く(3/23)
  • 「ウォン沈没」、ドル不足対策空振り、正念場を迎える文政権、日韓通貨スワップにすがる(3/19)
  • やっと気付いた韓国 最後の安全弁は日韓通貨スワップ協定 掌返しで日本へ低姿勢(3/16)
  • 中国「コロナ」で孤立、米国も感染者1000人超、リスク忌避で「米中分断論」(3/12)
  • 日本の入国制限に反発する韓国、「コロナ」検査能力を自慢も日本の治療体制に及ばず(3/9)
  • 新型ウイルス禍、米国経済へ波及し中国の早期回復不可能、韓国は大きな試練迎える(3/5)
  • ウイルス禍で孤立する中国 「中韓運命共同体」を信ずる韓国はどうなるか(3/2)

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2020年2月配信分
  • ウイルス感染、韓国は最大被害国、総選挙で文政権の敗北不可避(2/27)
  • 中国はSARS上回る大打撃が確定 韓国に波及する通貨不安を防げるか(2/24)
  • 韓国「低血圧」経済、中国不況が直撃、最大の被害国へ転落(2/20)
  • 米中、ウイルス禍でデカップリングに現実味、中国が原因究明に非協力(2/17)
  • 韓国、再びGSOMIA破棄の動き、4月総選挙で窮地挽回の「奇手」は成功しない(2/13)
  • 新型ウイルス 8月に終息? 被害額はSARSの100倍(2/10)
  • 中国クライシス全開、新型ウイルスが引き金で信用破綻の恐れ、ここ半年間の動向が命運握る(2/6)
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勝又壽良の経済時評』(2021年2月15日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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勝又壽良の経済時評

[月額864円(税込)/月 毎週木曜日(年末年始を除く)予定]
経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。

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