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NY為替:良好な企業景況感を意識してリスク選好の円売り

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円24銭まで下落後、105円67銭まで上昇して105円45銭で引けた。この日発表された1月米中古住宅販売件数は減少予想に反して増加し、10月来で最高となったほか、2月マークイットサービス業PMI速報値が低下予想に反して上昇したことから、ドルは下げ渋った。また、イエレン財務長官が大規模経済対策の必要性を強調したため、米長期金利の上昇に伴うドル買いも観測された。

ユーロ・ドルは1.2142ドルまで上昇後、1.2107ドルまで下落し、1.2118ドルで引けた。予想を上回った域内の2月マークイット総合PMI速報値を好感したユーロ買いが続いた。ユーロ・円は127円70銭から128円18銭まで上昇。ポンド・ドルは1.4036ドルまで上昇後、1.4006ドルまで反落した。英2月製造業PMI速報値の予想外の改善を好感したポンド買いや、ワクチン接種ペース加速期待を受けたポンド買いが強まった。ドル・スイスは0.8935フランまで下落後、0.8973フランまで上昇した。

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