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ビル・ゲイツ離婚の真相。婚前から続く女性関係、税金逃れの慈善団体に我慢の限界=浜田和幸

2021年5月3日、ビル・ゲイツとメリンダ・ゲイツ夫妻の離婚が公表され、大きく報道されました。離婚の理由は明らかにされておりませんが、ビル・ゲイツの仮面を外した顔が徐々に見えてきたので解説していきます。(浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』浜田和幸)

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プロフィール:浜田和幸(はまだ かずゆき)
国際政治経済学者。前参議院議員。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。

ビル・ゲイツ夫妻離婚で注目される財産分与

世界有数の大富豪にして最大の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」を運営するビル・ゲイツ氏が、27年間連れ添ってきたメリンダ夫人との離婚を発表したことで、大きな波紋が巻き起こっている。

というのも、2019年にアマゾンの創業社長にして世界一の資産家ジェフ・ベゾス氏がマッケンジー夫人と離婚した際には、360億ドルが夫人に支払われた。その結果、ベゾス氏の慈善財団の活動に大きな影響が及ぶことになったからだ。

マイクロソフトを創業したゲイツ氏の慈善団体は500億ドルの活動資金を保有しているが、メリンダ夫人への財産分与の金額次第では、ゲイツ財団からの資金援助をあてにしている団体にとっては厳しい事態も想定されるだろう。

ビル・ゲイツの慈善団体運営は税金逃れのため

ゲイツ氏はかつて世界ナンバーワンの資産家であったが、税金の支払いを回避するために慈善団体を設立し、2,000憶ドルと目される資産の防衛策を講じてきた。

表向きはアフリカなど貧しい途上国への援助や各国の大学など研究機関への資金提供を謳ってきたが、実際には「税金逃れではないか」との批判が常に付きまとっていた。

ゲイツ夫妻はアフリカやインドへ旅行した際に、現地の貧しい医療体制に心を痛め、ポリオなど感染症の予防や治療に資金援助することを決意したという。

そこで新たに開発した感染症の予防ワクチンをアフリカやインドなどで接種する活動を始めたのである。

問題はこうしたワクチン接種による副作用が深刻化したにもかかわらず、世界保健機関(WHO)の個人として最大のスポンサーであるゲイツ氏が大手製薬メーカーの開発したワクチン接種を止めようとしなかったことであろう。

結果的に、インドでもアフリカのチャドでも多くの子供たちが死亡したり、後遺症に苦しむことになってしまった。

遅まきながら、インド政府もアフリカ諸国の政府もゲイツ財団が提供したワクチンの接種を禁止する決定を下し、被害にあった子供たちの親には見舞金が支払われた。

ゲイツ氏は2010年、アメリカの首都ワシントンで開催された「健康サミット」において、「新生児には全員、ワクチン接種の記録が残るワイヤレス・チップを埋め込む計画」を発表。

そのために必要な技術を開発するマサチューセッツ工科大学(MIT)に資金を提供することも同時に明らかにした。

後に世界を揺るがす「新型コロナウィルスの蔓延」を予見していたかのような動きである。

今回の離婚はメリンダ夫人から申し出たようだが、ゲイツ氏の「隠された人口削減計画」に反旗を翻しての決断だったに違いない。

実は、ゲイツ氏の両親は筋金入りの「人口削減論者」であり、そのことを知って、メリンダ夫人の母親はゲイツ氏との結婚には猛反対していたとのこと。

ぶっちゃけ、母親の言うことを聞かなかったことをようやく反省したのかも知れない。

Next: ビル・ゲイツ氏の異常な女性関係



ビル・ゲイツ氏の異常な女性関係

「仮面の夫婦」を演じるのに、ほとほと疲れたといったところであろう。

ゲイツ氏との間に2人の娘と1人の息子をもうけ、育児と家事に加えて、夫の立ち上げた慈善団体の管理という仕事に追われる生活であった。

一番下の子供が18歳になった機会に、早々と離婚を迫った模様である。

というのも、世界有数の大富豪とは言うものの、ゲイツ氏のプライベートライフは外からはうかがい知れない“超常識の世界”だったと思われるからだ。

メリンダ夫人にとって最大のフラストレーションは、夫ゲイツ氏の女性関係であった。

これまで、あまり表に出なかったが、ゲイツ氏にはメリンダ夫人と結婚する前から長年に渡って付き合っていたアン・ウィンブラッドというIT経営者がいた。

1984年、コンピュータ関連の会議で知り合った2人であるが、ゲイツ氏より5歳年上のアンは出会った頃にはゲイツ氏よりもはるかに稼ぎが良く、デートや旅行に出かけるにしても、毎回、お金は彼女が支払っていたという。

アンさんによれば「私と付き合い始めた頃のビルは大した男ではなかった。私を喜ばせようと、私の真似をして肉を食べなくなったわね。一緒に旅をして、未来のビジネスプランを語り合ったことで彼も成長したみたい」。

ゲイツ氏も負けてはいない。

「彼女の頭脳は半端ない。しかもビジネスに向き合う姿勢はウォーレン・バフェットを思い起こさせる。天才といえる」。

まさに、べたぼれ状態だったようだ。

しかし、自尊心の強いゲイツ氏は、頭の上がらない女性との結婚には二の足を踏む。

結婚時の約束は、恋人との交際を認めること

そんな時にゲイツ氏が見初めたのが、自分の会社で働くメリンダさんであった。

自分の部下の女性と結婚しようか迷っていた時にも、アンさんの意向を確認したという。

その時のアンさんの答えがふるっていた。

曰く「メリンダは優秀な女性のようだ。しかし、あなたにはもっと相応しい女性がいるはずね。なんなら紹介してもいいわよ」。

悩んだゲイツ氏はメリンダさんと結婚を決めたのだが、その時にメリンダさんと交わした約束の中には、結婚後もアンさんとの交際を認めることが記載されていたとのことだ。

Next: 結婚後も毎年「恋人」と長期休暇旅行へ。罪深い大富豪の裏の顔



結婚後も毎年「恋人」と長期休暇旅行へ

実際、メリンダさんと1994年に結婚した後も、ゲイツ氏は毎年、アンさんとの長期休暇旅行を欠かさなかったことが判明している。

メリンダ夫人の心中を思えば、「もう我慢の限界!」といったところであろうか。

ゲイツ氏はインタビューに答えて、「家では毎食後、メリンダと一緒に食器を洗う」というのだが、そんなことでは彼女の気持ちをつなぎ留めることはできなかったようだ。

自業自得というか、ゲイツ氏も罪深いと言わざるを得ない。

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    image by:Frederic Legrand – COMEO / Shutterstock.com

    浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』(2021年5月7日号)より一部抜粋
    ※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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