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マザーズ先物見通し:下落、手掛かり難で上値の重い値動き

本日のマザーズ先物は下落が予想される。7日の米国株式市場は、景気回復の頭打ち感が台頭し、10年債利回りが4カ月ぶり低水準となると、警戒感から寄り付き後、下落。しかし、FRBが公表する6月のFOMC議事要旨待ちで、調整色が強まる中、押し目買いに上昇に転じた。議事要旨では特に警戒されていたようなタカ派色が強まらなかったため安心感が広がり買いが継続。長期金利の低下で、ナスダックは連日史上最高値を更新して終了した。本日のマザーズ先物は、米ナスダックが小幅高にとどまったことやナイトセッションが小幅安した流れを引き継ぎ、下落でのスタートが予想される。時価総額上位の銘柄に特段の材料が乏しく、新規上場されるコラントッテなど直近IPO銘柄に資金が向かい、全体相場は上値の重い値動きが見込まれている。日足チャートでは25日線近辺を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1180.0pt、下値のメドは1130.0ptとする。

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