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マザーズ指数は4日ぶり反落、大型株に物色向く、モビルスなどIPO2社初値

 本日のマザーズ市場では、朝方小高く始まったものの、その後軟調な展開となった。マザーズ指数は一昨日に1130pt近辺に位置する75日移動平均線を回復しており、それまで戻りをけん引してきたIT株を中心に利益確定売りが出た。一方、ネット証券売買代金ランキングを見ると、個人投資家の物色は値幅が大きく出た陸運などの大型株に向いたようだ。なお、マザーズ指数は4日ぶり反落、売買代金は概算で1556.91億円。騰落数は、値上がり85銘柄、値下がり281銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のフリーやJMDC、売買代金上位のEnjinやすららネットが軟調。前日まで急ピッチの上昇で株式分割後の上場来高値を更新していたFRONTEOだが、短期的な過熱感から大きく値を崩した。また、前日ストップ安の海帆が大幅に3日続落し、下落率トップとなった。一方、時価総額上位ではメルカリ、売買代金上位ではJフロンティアが堅調。アルーがストップ高を付けたほか、グローバルWは連日のストップ高となった。
 なお、本日マザーズに新規上場したモビルスは公開価格を43%、メディア総研は7%それぞれ上回る初値を付けた。

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