9月3日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり212銘柄、値下がり11銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は大幅に5日続伸。2日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、131ドル高となった。失業保険申請の減少や原油先物相場の上昇で景気敏感株を中心に買いが入った。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタート。寄り付き後も米雇用の改善期待などから堅調に推移していたが、菅義偉首相が自民党総裁選への出馬を見送る意向を表明したことが伝わると上げ幅を大きく広げた。後場の中ごろには29149.65円(前日比606.14円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比584.60円高の29128.11円となった。終値としては6月16日以来の高値で、29000円台を回復したのは6月28日以来となる。東証1部の売買高は12億4310万株、売買代金は3兆2808億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、鉄鋼、電気機器、証券、機械、医薬品が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の81%、対して値下がり銘柄は16%となった。
値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約51円押し上げた。同2位は東エレクとなり、ファナック、テルモ、KDDI、信越化、ダイキンなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは楽天グループとなり1銘柄で日経平均を約0.9円押し下げた。同2位は日産化学となり、JR西日本、ジェイテクト、JR東日本、関西電、ヤマトHDなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 29128.11(+584.60)
値上がり銘柄数 212(寄与度+586.73)
値下がり銘柄数 11(寄与度-2.13)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 74630 1430 +51.50
東エレク 48990 960 +34.57
ファナック 25570 855 +30.79
テルモ 4945 198 +28.52
KDDI 3540 127 +27.44
信越化 19300 730 +26.29
ダイキン 28435 645 +23.23
アドバンテ 10140 300 +21.61
京セラ 7242 214 +15.41
TDK 12150 400 +14.40
エムスリー 7880 165 +14.26
第一三共 2784.5 129 +13.94
オムロン 11180 370 +13.32
キッコーマン 9000 300 +10.80
ソニー 11880 280 +10.08
中外薬 4412 92 +9.94
ソフトバンクG 6200 41 +8.86
オリンパス 2385 58 +8.35
アステラス薬 1894.5 45.5 +8.19
日東電 8770 220 +7.92
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
楽天グループ 1117 -24 -0.86
日産化学 6460 -20 -0.72
JR西日本 5154 -54 -0.19
ジェイテクト 970 -4 -0.14
JR東日本 6889 -19 -0.07
関西電 1103.5 -15 -0.05
ヤマトHD 2841 -1 -0.04
東建物 1683 -1 -0.02
新生銀 1405 -4 -0.01
板硝子 574 -3 -0.01
中部電 1337.5 -2.5 -0.01