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マザーズ指数は続落、利益確定売り優勢、前日IPO銘柄に買い

 本日のマザーズ市場では、日経平均が大幅上昇したのとは対照的に、マザーズ指数は小安く引けた。週末を前に利益確定の売りが出る一方、個人投資家の物色の矛先はマザーズ指数組み入れ前の直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角、あるいは東証1部銘柄に向いたようだ。日経平均とともにマザーズ指数も後場強含みで始まったが、買いが一巡するとじりじりと売りに押された。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1654.01億円。騰落数は、値上がり174銘柄、値下がり188銘柄、変わらず16銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリやビジョナル、売買代金上位のEnjinやアンジェスが軟調。先週上場で初値後賑わっていたJフロンティアは利益確定売りが広がって大きく下落した。また、7月上場のサーキュが買い一巡後に値を崩し、ストップ安水準で取引を終えた。一方、時価総額上位のフリーやJMDCは小じっかり。前日上場のモビルスが売買代金トップで18%近い上昇となり、同日上場のメディア総研はストップ高。また、グローバルWは連日のストップ高となった。

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