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マザーズ先物見通し:続落、アパレル関連が重し、ボリンジャーバンド-3σが争点

本日のマザーズ先物は続落が予想される。4日の米国株式市場は中国恒大集団と傘下の不動産サービス部門の株式取引が香港市場で停止との報道が嫌気され、寄り付き後、下落。OPECプラス会合で、大幅増産が回避されNY原油先物がほぼ7年ぶり高値を更新したほか、セントルイス連銀のブラード総裁も高インフレが2022年まで続く可能性を示唆し、インフレ警戒感も売り材料となった。また、与野党の対立で、バイデン大統領が債務上限突破のリスクを警告したことも嫌気され、ダウ、ナスダックは大幅下落となった。本日のマザーズ先物は、米国市場が大幅安となり、ナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、続落でのスタートが予想される。国内では、昨日にアパレル大手のファーストリテイリングが発表した9月売上高の大幅減を嫌気して、BASEなどアパレル・EC関連銘柄が相場の重しとなる可能性があろう。日足チャートでは、売られすぎの指標の一つであるボリンジャーバンド-3σである、1054.3pt近辺で下げ止まるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1100.0pt、下値のメドは1040.0ptとする。

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