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日経VI:低下、株価上昇で警戒感が緩和

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は15日、前日比-1.13(低下率5.29%)の20.23と低下した。なお、高値は21.15、安値は20.15。昨日、米国で発表された9月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことなどから、過度なインフレ警戒感が緩和し、市場心理が改善しやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場で日経225先物が上昇して始まり、取引開始後も堅調に推移したことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが昨日からさらに緩和し、今日の日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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