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日経平均VIは低下、中国恒大の利払い報道で警戒感が後退

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.43(低下率1.97%)の21.41と低下している。なお、今日ここまでの高値は22.62、安値は20.81。

今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物が下げて始まったが、取引開始後の売り一巡後は上げに転じ、さらに、中国恒大が23日に迫った米ドル債の利払い猶予期限を前に利息を送金したと報じられ、上げ幅を拡大した。目先の懸念材料がひとつ縮小したことで市場心理が好転し、朝方は上昇していた日経VIは低下に転じ、その後は昨日の水準を下回って推移している。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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