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日経VI:低下、株価上昇で警戒感後退

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は1日、前日比-1.62(低下率7.40%)の20.26と低下した。なお、高値は20.54、安値は19.83。昨日投開票の衆院選で自民党が絶対安定多数を単独で確保したことなどから、市場では安心感が広がりやすくなった。そうした中、先週末の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって最高値を更新した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが優勢の展開となり、日経225先物は堅調に推移し、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは終日、先週末の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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