マザーズ指数は小幅続落、後場終盤には前週末終値水準まで押し戻したが

　本日のマザーズ指数は小幅続落となった。主力市場同様に本日は新興市場でも売りが先行。マザーズ指数も大きく下落し、一時784.54ptをつける場面も。ただし、前引けにかけて出直り基調を強めると、後場もじりじりと下げ幅を縮小。後場終盤には前週末終値水準まで押し戻したが、結局わずかながらマイナス圏で取引を終える展開に。なお、マザーズ指数は小幅続落、売買代金は概算で1258.07億円。騰落数は、値上がり210銘柄、値下がり194銘柄、変わらず14銘柄となった。
　個別では、メルカリがマザーズ売買代金トップにランクイン。エフ・コードやGEI、アジアクエストなど直近IPO銘柄の一角に資金が向かった。「介護テック」の中堅上場企業の一つとして一部メディアの特集で取り上げられたヒュウガプライマも急騰。窪田製薬などの低位株にも物色が散見。その他、ビジョナル、BASE、弁護士ドットコム、サイバーダイン、ビザスクなどが買われた。一方、アイドマHDを筆頭に、JTOWER、日本電解、メドレー、GNIなどが売られた。