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NY為替:1月米ADP雇用統計悪化でドル売り優勢

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円16銭まで下落後、114円47銭まで戻しており、114円43銭で引けた。民間の雇用者数を示す1月ADP雇用統計(民間部門雇用者数)は予想外に減少し、パンデミックが発生した20年4月来で最低となったため、持続的な景気回復への期待は後退し、一時ドル売りが強まった。

ユーロ・ドルは1.1330ドルまで上昇後、1.1293ドルまで反落し、1.1305ドルで引けた。さえない米雇用関連指標を嫌気したドル売りに上昇。一時伸び悩んだが、欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、下げ渋った。ユーロ・円は129円47銭まで上昇後、129円09銭まで反落。ポンド・ドルは1.3587ドルまで上昇後、一時1.3555ドルまで下げた。英国中央銀行の追加利上げを織り込むポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9179フランから0.9202フランのレンジで上下に振れた。

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