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エスプール Research Memo(12):連結配当性向は25年11月期までに30%以上へ段階的に引き上げる方針

■株主還元策

エスプールは業績拡大と財務基盤の強化が進んだことを受け、株主還元をより充実させる方針を明らかにしている。具体的には、連結配当性向について20%以上とし、2025年11月期までに30%以上の水準に引き上げていく方針を明らかにしている※。同方針に基づき、2022年11月期の1株当たり配当金は前期比2.0円増配の8.0円と6期連続の増配を行うことを発表しており、これにより配当性向も29.6%となる。中期経営計画で掲げた連結配当性向30%を早期に達成する可能性が高いことから、今後も増収増益基調が続くようであれば、配当性向のさらなる引き上げも検討していく意向を示している。

※単年度の業績が減益となり配当性向が20%を上回った場合でも、60%以内の水準であれば減配しない方針。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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