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日経VI:大幅に低下、地政学リスクの緩和が意識され警戒感が後退

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は16日、前日比-3.78(低下率13.43%)の24.36と大幅に低下した。なお、高値は25.77、安値は24.32。ロシアがウクライナ国境付近からの軍隊の一部撤収を発表したことを受け、地政学リスクの後退が意識され、市場心理が改善しやすくなった。こうした中、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まり、取引時間中も日経225先物が堅調な動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、今日の日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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