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マザーズ指数は6日ぶり大幅反発、グロース株高が追い風、IPO1社初値

 本日のマザーズ市場では、主力IT株を中心に急反発する展開となった。ロシアのウクライナ侵攻に金融市場は大きく揺れたが、前日の米国市場では金融引き締め観測の後退などがハイテク株の買い戻しや押し目買いにつながった。本日の東京市場でもグロース(成長)株の上昇が目立ち、新興株にとって追い風となった。これまでの株価下落による値ごろ感もあって、成長期待の根強い銘柄に押し目買いが広がった。なお、マザーズ指数は6日ぶり大幅反発、終値で7%を超える上昇となり、700pt台を回復した。売買代金は概算で1308.02億円。騰落数は、値上がり389銘柄、値下がり30銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、メルカリやフリーといった時価総額上位銘柄が軒並み堅調で、ビジョナルは11%を超える上昇。売買代金上位でもFRONTEOやJTOWERが急反発した。サイバーセキュリティに関連してサイバーセキュリなど、また新型コロナウイルス感染者数のピークアウト感からアドベンチャーなどに買い。また、個室サービスに関するリリースが好材料視されたピアズ、前日上場のBeeXなどはストップ高水準で取引を終えた。一方、直近急伸していたヘッドウォーターは利益確定売りに押され、下落率上位に顔を出した。
 なお、本日マザーズに新規上場したマーキュリーRIは公開価格を7%上回る初値を付けた。

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