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NY為替:米長期金利低下でドル売り優勢

2月28日のニューヨーク外為市場でドル・円は115円52銭から114円86銭まで反落し、114円95銭で引けた。ロシアのプーチン大統領が核兵器の使用も除外しない意向示すなど、リスクが上昇する中、欧米諸国はロシア中央銀行との取引禁止を発表するなど対ロシア制裁を一段と強化。ロシア側は報復制裁を発表し、リスク回避の円買いが優勢となった。さらに、予想を下回った米経済指標を受けて、年内の連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測も緩和。長期金利の低下に伴いドル買いは後退した。

ユーロ・ドルは1.1179ドルから1.1246ドルまで上昇し、1.1218ドルで引けた。米国の長期金利低下に伴うドル売りに上昇も、ポルトガル中銀のセンテノ総裁はウクライナ侵攻でスタグフレーションも否定せずと発言し、ユーロは伸び悩んだ。ユーロ・円は129円65銭から128円76銭まで下落。ポンド・ドルは1.3432ドルまで上昇後、1.3386ドルまで反落した。ドル・スイスは0.9235フランから0.9166フランまで下落した。

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