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東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本株安で円買いも

8日の東京外為市場でドル・円は伸び悩み。ウクライナ情勢の緊迫化を背景に有事のドル買いが強まり、115円27銭から115円51銭まで値を上げた。ただ、日経平均株価のほか欧米株価指数の弱含みで株安を警戒した円買いが続き、ドルの一段の上昇を抑制した。

・ユーロ・円は125円11銭から125円64銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.0849ドルから1.0884ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円115円40-50銭、ユーロ・円125円40-50銭
・日経平均株価:始値24,974.35円、高値25,291.33円、安値24,767.33円、終値24,790.95円(前日比430.46円安)

【要人発言】
・ホイヤー米下院院内総務
「ロシア産原油の輸入禁止法案が週内に審議される可能性」
・黒田日銀総裁
「(ロシアの侵攻で)通貨危機のようなことがないとは言い切れない」
「ロシアの外貨準備、すぐに使える部分はかなり減っている」
「単に物価だけが上昇すればよいと考えているわけではない」
「原油や穀物の上昇も、景気に悪影響を及ぼす緩和縮小、引き締めは適当でない」

【経済指標】
・日・1月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比-0.9%(予想:+0.1%、12月:-0.4%)
・日・1月経常収支:-1兆1887億円(予想:-8705億円、12月:-3708億円)
・日・1月景気動向指数・先行速報値:103.7(予想:103.6、12月:104.8)
・日・2月景気ウォッチャー調査・現状判断:37.7(予想:38.0、1月:37.9)
・独・1月鉱工業生産:前月比+2.7%(予想:+0.5%、12月:-0.3%)

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