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東京為替:ドル・円は反落、米金利の失速で

17日午前のアジア市場でドル・円は反落。仲値にかけて国内勢によるドル買いが強まり、一時119円03銭まで値を切り上げた。ただ、買い一巡後は下落。また、米10年債利回りは米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派姿勢で上昇後は失速し、足元はややドル売り地合いに振れている。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は118円64銭から119円03銭、ユーロ・円は130円89銭から131円47銭、ユーロ・ドルは1.1008ドルから1.1052ドル。

【要人発言】
・岸田首相
「物価上昇なら賃金や所得の上昇が必要」
「物価上昇が現実に起こっているが、CPIに反映されず零細企業にしわ寄せ」
・黒田日銀総裁
「物価目標の安定的な実現になお時間。出口戦略を論じるのは時期尚早」
「携帯値下げ効果のはく落やエネルギー価格上昇も、目標実現の状況にない」
「国債保有状況を踏まえ、市場全体の安定確保と適切な政策運営は可能」

【経済指標】
・NZ・10-12月期GDP速報値:前年比+3.0%(予想:+3.3%、7-9月期:-0.3%)
・日・1月機械受注(船舶・電力を除く民需):前年比-2.0%(予想:-2.0%、12月:+3.6%)
・豪・2月失業率:4.0%(予想:4.1%、1月:4.2%)
・豪・2月雇用者数増減:+7.74万人(予想:+3.70万人、1月:+1.29万人)

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