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NY為替:日米金利差拡大観測でドル・円は2015年8月以来の高値

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円12銭から123円15銭まで下落したが、123円92銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速により景気後退に陥るとの懸念が浮上し、米3月ダラス連銀製造業活動指数が予想以上に悪化し、米国金利の低下に伴いドル買いが後退。しかし、日米金利差拡大観測を受けたドル買い・円売り意欲は強く、123円台前半でドルを買い戻す動きも観測された。

ユーロ・ドルは1.0947ドルまで下落後、1.0999ドルまで反発し、1.0985ドルで引けた。ロシアとウクライナの代表団が対面協議を2週間ぶりに再開するとの報道で、戦争による域内経済悪化懸念を受けたユーロ売りが後退。ユーロ・円は135円19銭まで弱含んだのち、136円16銭まで買われた。ポンド・ドルは1.3117ドルから1.3067ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9367フランから0.9333フランへ弱含んだ。

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