4月7日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり34銘柄、値下がり188銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は大幅続落。6日の米国市場でNYダウは続落し、144ドル安となった。3月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表であく抜け感が漂いつつも、急ピッチの金融引き締めへの懸念が相場を押し下げた。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで317円安からスタートすると、前場中ごろには一時26801.79円(前日比548.51円安)まで下落。新変異種が確認されるなど新型コロナウイルス感染再拡大への懸念も強まり、後場に入り日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測が出ても戻りは限定的だった。
大引けの日経平均は前日比461.73円安の26888.57円となった。終値で27000円を下回るのは3月18日以来。東証プライム市場の売買高は11億8811万株、売買代金は2兆8624億円だった。業種別では、電気機器、非鉄金属、ガラス・土石製品が下落率上位で、その他も全般軟調。医薬品、水産・農林業、食料品の3業種のみ上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の89%、対して値上がり銘柄は9%となった。
値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約111円押し下げた。同2位はファーストリテとなり、アドバンテ、ダイキン、ソフトバンクG、TDK、リクルートHDなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはアステラス薬となり1銘柄で日経平均を約19円押し上げた。同2位はテルモとなり、第一三共、中外薬、塩野義、エーザイ、味の素がつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 26888.57(-461.73)
値上がり銘柄数 34(寄与度+82.40)
値下がり銘柄数 188(寄与度-544.13)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アステラス薬 2008 110 +19.33
テルモ 3893 82 +11.53
第一三共 2832 79 +8.33
中外薬 4131 60 +6.33
塩野義薬 7569 173 +6.08
エーザイ 6028 109 +3.83
味の素 3519 88 +3.09
キッコマン 8230 80 +2.81
協和キリン 2863 80 +2.81
セコム 8770 80 +2.81
日産化 6960 70 +2.46
7&iHD 5807 66 +2.32
大塚HD 4241 59 +2.07
武田薬 3640 42 +1.48
日ハム 4165 75 +1.32
ヤマトHD 2395 33 +1.16
日清粉G 1706 26 +0.91
ニチレイ 2387 38 +0.67
JT 2138.5 16 +0.56
明治HD 6530 70 +0.49
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 55190 -3180 -111.76
ファーストリテ 60180 -2090 -73.45
アドバンテス 8690 -500 -35.14
ダイキン工 20490 -775 -27.24
ソフトバンクG 5654 -115 -24.25
TDK 4025 -195 -20.56
リクルートHD 5423 -176 -18.56
信越化 17740 -445 -15.64
ソニーG 12045 -390 -13.71
ホンダ 3217 -145 -10.19
ファナック 21340 -240 -8.43
京セラ 6595 -108 -7.59
エムスリー 4646 -87 -7.34
資生堂 6181 -195 -6.85
豊田通商 4685 -160 -5.62
太陽誘電 5070 -160 -5.62
オリンパス 2380 -35.5 -4.99
キーエンス 57120 -1260 -4.43
NTTデータ 2384 -24 -4.22
日東電 8560 -120 -4.22