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日経VI:小幅に低下、株価底堅く推移するも引き続き懸念材料を意識

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比-0.08(低下率0.37%)の21.64と低下した。なお、高値は22.18、安値は21.28。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後の買い一巡後に日経225先物は伸び悩む場面があったものの、その後は底堅く推移した。ただ、ウクライナでの戦闘激化や中国での新型コロナ感染拡大、米長期金利の先高観測やインフレ長期化見通しなど懸念材料が引き続き意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの後退は限定的で、今日の日経VIは昨日の水準近辺での推移となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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