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日本BS放送—3Qも増収、新規事業開発・コンテンツに加えて、効果的な広告宣伝・広報施策を実施

日本BS放送は6日、2022年8月期第3四半期(21年9月-22年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.4%増の90.76億円、営業利益が同2.8%減の19.29億円、経常利益が同6.2%減の19.29億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.4%減の13.02億円となった。

レギュラー番組は、『報道ライブ インサイドOUT』で新番組を開始し、内容強化を行った。『大人のバイク時間 MOTORISE』では「東京モーターサイクルショー」に参加し、「MOTORISEトークステージ」と、そのライブ配信を行った。特別番組では、女子ソフトボールリーグ「JD.LEAGUE」開幕戦を生中継した。また、ドラマジャンルでは、製作委員会参加作品『ねこ物件』をはじめ、日本・アジア・欧州等の多彩なコンテンツを放送した。
アニメ枠では、毎クール約40タイトルのアニメ関連番組を放送しており、幅広い年齢層のアニメファンのニーズに応えるよう努めている。更に3年ぶりにリアル開催となった世界最大規模のアニメイベント「AnimeJapan 2022」への出展、『とちてれ☆アニメフェスタ!』への協賛、『転生したらスライムだった件~転スラジオ~』の配信など、様々な展開を行った。
また、重点施策の「配信ビジネス、新規事業開発と収益化」を目的とし、『報道ライブ インサイドOUT Presentsジャーナリスト養成オンライン講座』の開催、YouTube限定コンテンツ『偉人・こぼれ噺』の配信を行った。そのほか、「BS11オンデマンド」に加え、新たにU-NEXTでも配信を行うなど、コンテンツの拡充およびプラットフォームの拡大により、放送・配信を通してより多くの視聴者に良質なコンテンツを届けることができるよう努めた。

2022年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.6%増の122.00億円、営業利益が同32.2%減の18.10億円、経常利益が同34.0%減の18.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.0%減の12.50億円とする期初計画を据え置いている。

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