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豪ドル週間見通し:下げ渋りか、豪準備銀行は追加利上げの公算

■軟調推移、急速な米ドル安・円高の影響受ける

今週の豪ドル・円は軟調推移。4-6月期消費者物価指数(CPI)の上振れ思惑から豪ドル買い・円売りが先行した。欧米諸国の株高や米長期金利の低下も好感されたが、米ドル安・円高が急速に進行したことから、豪ドル買い・円売りは縮小。週末前にはポジション調整的な豪ドル売り・円買いが活発となり、豪ドル・円は一時93円を下回った。取引レンジ:92円88銭-95円70銭。

■下げ渋りか、豪準備銀行は追加利上げの公算

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では4会合連続の利上げが見込まれている。上げ幅については、ロウ総裁の加速示唆的な発言や6月雇用統計の改善などを受けて0.75ポイントの予想も浮上していたが、4-6月期消費者物価指数が予想を下回ったことで、6月、7月に続いて0.50ポイントの見方に落ち着いているもよう。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2日:豪準備銀行が政策金利発表
・4日:6月貿易収支(5月:+159.65億豪ドル)
・5日:豪準備銀行四半期金融政策報告

予想レンジ:92円00銭-94円00銭

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