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後場の日経平均は107円安でスタート、JALや日本電産などが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26289.61;-107.22
TOPIX;1857.50;-11.50

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比107.22円安の26289.61円と、前引け(26260.25円)から下げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26250円−26280円のレンジで横ばい。ドル・円は1ドル=146.80−90円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況では上海総合指数が小安い水準から前引けにかけて小幅にプラスに転換。香港ハンセン指数は0.8%程度の下落率で軟調に推移している。前日の米9月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったほか、エネルギー・食品を除いたコア指数も前年比は予想を下振れた反面、前月比では予想を上振れたこともあり、インフレ・金融引き締め懸念が強まるなか、後場の東京市場は引き続き軟調に推移している。一方、今晩に発表される米9月消費者物価指数(CPI)を前に積極的な売買は手控えられており、日経平均は4日続落ながらも、下げ幅は限定
的となっている。

 セクターでは空運、サービス、電気・ガスが下落率上位となっている一方、鉱業、水産・農林、輸送用機器が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位ではJAL、日本電産、ANA、OLC、JR東海、HOYA、JR西などが大きく下落。ファーストリテ、ソニーG、ソシオネクスト、JR東、NTT、三井住友なども軟調。一方、東芝が急伸、東エレク、エーザイは大きく上昇。また、レーザーテック、任天堂、郵船、商船三井が堅調に推移している。

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