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日経平均VIは低下、株価底堅いとの見方から警戒感が後退

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時15分現在、前日比-0.87(低下率3.79%)の22.08と低下している。なお、今日ここまでの高値は22.73、安値は21.91。

昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、今日の日経225先物は概ね小幅に上昇した水準で推移している。市場では、昨日の米株安はダウ平均が先週末まで6日続伸となった後の健全なスピード調整との見方が多く、また、昨日の日経225先物が大きく上昇した後にしては今日は底堅いとの見方が多く、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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