13日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり143銘柄、値下がり71銘柄、変わらず11銘柄となった。
日経平均は反発。12日の米株式市場でダウ平均は528.58ドル高と大幅反発。今週に控える多くのイベントを前に買い戻しが先行。NY連銀調査による期待インフレ率が短中期ともに低下したことで、インフレや利上げのピークアウト観測が強まったことも後押しした。ナスダック総合指数は＋1.26％と大幅反発。米国株高を受けて日経平均は225.04円高の28067.37円と心理的な節目を回復してスタート。しかし、今晩の米11月消費者物価指数（CPI）などのイベントを前に買いが続かず、寄り付き直後から大幅に失速。早々に28000円を割り込むと、午前中ごろには27907.49円（65.16円高）まで上げ幅を縮小した。その後、下落に転じることはなかったが、手掛かり材料難のなかアジア市況も動意に乏しく、午後も膠着感の強い展開が続いた。
大引けの日経平均は前日比112.52円高の27954.85円となった。東証プライム市場の売買高は9億6868万株、売買代金は2兆4261億円だった。セクターでは海運、医薬品、倉庫・運輸が上昇率上位となった一方、ゴム製品、電気・ガス、小売が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の59％、対して値下がり銘柄は36％だった。
値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約43円押し上げた。同2位はダイキンとなり、KDDI、第一三共、アステラス薬、富士フイルム、信越化などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファナックとなり1銘柄で日経平均を約9円押し下げた。同2位はTDKとなり、ネクソン、日東電、日本電産、エーザイ、テルモなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27954.85(+112.52)
値上がり銘柄数 143(寄与度+160.70)
値下がり銘柄数 71(寄与度-48.18)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 85180 1280 +43.83
ダイキン工 22400 420 +14.38
KDDI 4031 47 +9.66
第一三共 4456 83 +8.53
アステラス薬 2169 40 +6.85
富士フイルム 7212 194 +6.64
信越化 17260 160 +5.48
ソニーG 10990 115 +3.94
塩野義薬 6973 110 +3.77
武田薬 4160 109 +3.73
ホンダ 3300 39 +2.67
東京海上 2846.5 49.5 +2.54
キーエンス 56630 680 +2.33
日揮HD 1786 56 +1.92
ソフトバンクG 6213 8 +1.64
大塚HD 4607 46 +1.58
スズキ 4701 46 +1.58
アサヒ 4314 41 +1.40
東エレク 45290 40 +1.37
キッコマン 7570 40 +1.37
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファナック 20815 -265 -9.07
TDK 4735 -40 -4.11
ネクソン 2983 -47 -3.22
日東電 8340 -90 -3.08
日本電産 8148 -98 -2.68
エーザイ 9502 -78 -2.67
テルモ 3980 -17 -2.33
日産化 6570 -40 -1.37
太陽誘電 4315 -40 -1.37
NTTデータ 2050 -7 -1.20
浜ゴム 2152 -68 -1.16
キヤノン 3083 -22 -1.13
バンナムHD 8921 -31 -1.06
ブリヂス 5032 -29 -0.99
村田製 7319 -35 -0.96
シャープ 1014 -27 -0.92
花王 5446 -25 -0.86
トレンド 6530 -20 -0.68
住友不 3394 -18 -0.62
エプソン 2082 -9 -0.62