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日経平均VIは小幅な動き、株価底堅いとの見方から警戒感は広がらず

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.02(低下率0.10%)の19.56と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は19.82、安値は19.40。

昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数やS&P500などは下落し、これを受けた今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後は下値を売り急ぐ動きは見られず、日経225先物は午前の中頃に今日の安値をつけた後は底堅く推移した。こうした値動きから、市場では株価が底堅いとの見方が強くなり、株価は下落しているものの、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準近辺での推移となっている。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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