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日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がる

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比+0.37(上昇率2.11%)の17.91と上昇した。なお、高値は18.18、安値は17.50。今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。昨日までの2日間で日経225先物は960円上昇しており、市場では、今日の下げは適度なスピード調整との見方もあり、朝方は、日経VIは昨日の水準近辺で推移した。ただ、日経225先物の戻りは鈍く、市場では次第にボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは午前の中頃からは昨日の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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